不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

強制収容所からの眺め

特定健診に行った。⑦

”受付が80名を超えたときは、お断りをする場合が ありますのでご了承ください” この文言はくせものである。 ”場合があります”とある。 「80名を超えたら必ず断る」とは言っていない。 あくまで”場合がある”なのである。 断ることを匂わせつつも言い切って…

特定健診に行った。⑥

”受付が80名を超えたときは、お断りをする場合が ありますのでご了承ください” これを見て市民はどう思うのか? 80名と具体的な数値を出している。 この数値を見ると人は具体的な行動を意識せざるを得 ないのでなかろうか。 (80名のうちに入らなけれ…

特定健診に行った。⑤

この巡回健診は”私は待てない人間なのだ”ということ を気づかせてくれた。 では、少しでも待たなくとも済むにはどうしたら良いのか? 私は昨年、健診が終わった後、係員の人に方策を訪ね た。 係の人も、受診者たちがずーっと待っていることに対し 打開策を…

特定健診に行った。④

私は昨年もこの同じ公民館で巡回特定健診を受けた。 私が到着した時にはすでに溢れた行列が道路にまで続い ていた。 昨年は今年のような5月にしては異例の高温ではなく、普 通の陽気だった。 それでも屋外は屋外である。 行列に並んで待った。 行列はゆっく…

特定健診に行った。③

私は10時15分頃に会場である公民館に着くように家 を出た。 受付開始は9時半であるが、その時間を外し遅らせた のだ。 これにははっきりとした理由がある。 昨年、私はこの巡回健診を初めて受診した。 私は受付開始の5分前に着いた。 時間の余裕をとっ…

特定健診に行った。②

巡回健診は5月から7月までと10月から11月まで行 われる。 8月と9月、12月から4月までは行われないのは、そ の時期の気温によるものであろう。 8月と9月は夏の高温、12月から4月までは冬と春先 の低温によるのだろう。 各会場には冷暖房の設…

特定健診に行った。①

特定健診に行くことにした。 この健診は市から指定された医院で受けることも出来る が、事前に予約を入れておかなかればならない。 日にちは医院受付と相談して決めることが出来るが、数 日先となる。 2~3日後ならともかく1週間以上後ということになる。…

Nさんと酒。④

朝から酒臭いその人は手も震えていた。 見てすぐわかるアルコール依存症である。 だが、その人は「自分は依存症ではない」と言い切る。 どうやら当人は本気でそう思っていたようだ。 他の依存症の人について「自分はあんなぶざまではな い」とも言った。 当…

Nさんと酒。③

Nさんは、体の具体的な不調箇所を語ることはなかっ た。 ただ体全般に不具合を感じているようだった。 「だから酒を飲んでごまかしているんだよ」 えぇ~? 酒飲んでごまかす? 何だそりゃ? 酒は強壮剤とかではないぞ。 そういう飲み方をしている人は少なく…

Nさんと酒。その②

Nさんは、ここのところ体調がすぐれないそうだ。 特に病気の症状はない。 ただ加齢による身体機能の低下による不調のようだ。 Nさんは若い頃は活力に溢れた人だった。 楽観的で明るい人だった。 今は別人のように老けた容姿となっている。 自身もそうした現…

Nさんと酒。その①

久しぶりにNさんに会った。 Nさんとは34~5年ほどの付き合いである。 「最近どう?」 Nさんの問いかけに私はいつもの自虐ネタで返した。 私は普段の様子をそのまま話せば自動的に自虐ネタに なるので便利である。 私は対人関係において基本的に自虐ネタ…

紫電改の記憶。その④

紫電改の3本目が終わった時点で私は使用を中止し た。 頭髪にあまり、と言うか殆ど変化がない。 減ってもいないが増えてもいない。 髪の毛を一本ずつ数えたわけではない。 だが、変わっていないようにしか感じられなかった。 脱力感を感じた。 養毛剤に期待…

紫電改の記憶。その③

紫電改の1本目はその効果を期待し、また効果が出 るものとして使っていた。 2本目も同様である。 そのうち効果が出るであろう。 まだ2本目である。 そうすぐには、と思っていた。 それに紫電改には効果が出る具体的な日にちは記 されていない。 (個人差…

紫電改の記憶。その②

紫電改が当時いくらだっったのか? はっきりとした記憶がない。 楽しい思い出ではないので自動的に記憶が削除されて いるようだ。 便利な脳みそである。 現在販売中の紫電改が7500円ほどである。 私が使っていた頃は6000円台だったかもしれない。 6…

紫電改の記憶。その①

さて私の20代の毛髪事情である。 (このままでは30代、40代になったらどんどん薄毛に なっていくかも?) 未来に対する不安、つまり心配である。 心配は養分をどこかから補給し消えること無く続く。 こうなると止まらない。 凡庸な20代の男の私には…

髪が気になる20代。

私は毛髪と縁が少ない人生を歩んできた。 完全に無いわけではない。 毛髪の絶対量が他人様よりも少ないのだ。 では薄毛か?と言われればそこまでではない。 あえて例えるなら寺尾聰さん風なのだ。 寺尾さん御本人がこの形容を読んで気分を害されるか もしれ…

頭が寒い。

理容店で散髪をしてもらった。 私の髪の毛は根性が無く、頭皮からすぐに離脱したが る。 頭皮上で地道に生きるということをしない。 堪え性がない奴らなのだ。 それを防ごうと散髪の際の髪の長さは短めにしている。 それでも日が経つと伸びてくる。 内心で…

変わらないと思いこんでいるのは”自分”だけ。

肉体の細胞は、日々刻々入れ変わっている。 古い細胞は排泄され、新しい細胞が成り代わる。 一年後には、ほぼ全身の細胞が入れ替わるとされて いる。 となると、現在の肉体は昨年の肉体とは違うということ になる。 違う肉体であっても、”自分”は”自分”とし…

肉体は流動体。

私は、この肉体は自分ではなく、自分のものではないと 考えている。 肉体はただの流動体である。 日によって組成は変わっていく。 その細胞は、日々生と死を繰り返し入れ替わっていく。 一日と同じ日が無い。 部位にもよるが、大体7ヶ月で新旧の細胞が入れ…

肉体は宇宙服である。

肉体は、宇宙服である。 あの世からこの世に生まれるにあたり、魂はそのままで は生きることできない。 この世はただならぬ世界である。 もとより繊細な質を持つ魂は動けないのである。 何か防御するものが要るのである。 そこで肉体が用意される。 魂はその…

強制収容所の定義。

肉体とは何か? 自分の肉体とは何か? それは本当に自分のモノなのか? 当ブログでは、”肉体は強制収容所である”と定義して いる。 魂があの世からこの世に生まれる際に、この強制収容 所に詰め込まれたのである。 強制収容所であるからには、脱走は罪であ…

酒は付き合いで最低限。

私は基本的に飲酒はしない。 と言っても一滴も飲まないかというとそうでもない。 ほんの少しだけだけ飲む。 今年はこれまでのところ300mlほど飲んでいる。 会合での乾杯等で飲んだのだ。 これも世間の付き合いなので仕方がない。 この他ごくたまにアルコ…

2018年24号台風。その⑨

目が醒めたのは4時ちょうどだった。 2時ジャストに寝て4時に起きる。 きっかり2時間眠っていたことになる。 それでも十分眠った感じだった。 ひょっとしたら私の本来の睡眠時間はこれくらいなの かもしれない。 それがいつもは、その何倍もの時間を寝て…

2018年24号台風。その⑥

私は雨漏りをしている寝室に留まった。 新たに雨漏り箇所が発生するかもしれないからだ。 雨と風は10時台がピークだったようだ。 11時30分を過ぎると、猛烈な風の吹付けは回数を減らし、 雨音も小さくなっていった。 横に打ち付ける暴風がある程度収ま…

2018年24号台風。その⑤

風と雨はなおも強くなっていった。 停電から復帰した午後10時30分過ぎには風速36メ ートルになった。 台風のピークが過ぎるまで待機して様子を観察しようと していた私にとって36メートルは大きな数値だった。 寝室の様子はどうだろう? 私は見に行…

ムカデに刺された箇所が治った。

先日ムカデに刺された左足がほぼ治ったようだ。 厄介だった痒みは無くなった。 刺されて数日は、猛烈な痒みが続いたが、1週間もす ると、連続した痒みは治まった。 入浴後の数分のみ痒くはなったが、それも大したこと はなかった。 血流が促進すると、痒みも…

突然の赤い腫れ。その③

腫れは日が過ぎてもおさまらない。 時折来る猛烈な痒みも、変わらない。 (まぁ、痛いのよりはマシか) 私は痒いのも辛いことは辛いが、痛みほど苦になら ない。 痒いというのはユーモラスな感じもあり、悲惨さは無 いように感じるからだ。 腹が始まってから…

突然の赤い腫れ。その②

赤い腫れとしこりは、それ以上に広がることはなかっ た。 何もしなければ痛くはない。 だが、立ち上がり歩くと痛みを感じる。 日常生活に支障があるほどは痛くはない。 酷いのは痒みである。 突然痒くなる。 痒いので掻く。 掻けば掻くほど痒くなるような気…

突然の赤い腫れ。その①

先月の31日金曜日、私は自宅で座っていた。 突然、左足に痛みが走った。 何だ?今のは? 見るとふくらはぎ上部半径1cmほどが赤くなって いる。 何かに刺されたのか? 刺された瞬間の感じでは、ムカデの仕業なのか? あたりを見渡す。 何もいない。 蚊やハ…

飲尿健康法は?

先日亡くなられた漫画家のさくらももこ氏が飲尿健康法 の実践者であるという話題がネット上で賑わっている。 飲尿健康法とは、尿を飲むのである。 誰の尿を飲むのか? 自分の尿である。 朝起床後最初の自分の尿を飲むのである。 これはなかなかハードルが高…