不二家憩希のブログ

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2018年24号台風。その⑥

 私は雨漏りをしている寝室に留まった。
 新たに雨漏り箇所が発生するかもしれないからだ。
 雨と風は10時台がピークだったようだ。
 11時30分を過ぎると、猛烈な風の吹付けは回数を減らし、
音も小さくなっていった。
 横に打ち付ける暴風がある程度収まれば、新規の雨漏り
は起こらない。
 私は寝室を出て、いつもの部屋に戻った。
 さて、この後どうするか?
 風呂に入って寝ようか?
 そう思ったが、停電していてはそれもできないことに気がつ
いた。
 我が家はオール電化ではなく、火力はガスである。
 だが、給湯は電気装置で制御していることを考えたこともな
かった。
 (我が家はガスだから停電でも風呂に入れる)そう思い込ん
でいたのだった。
 あぁ~、間抜けである。
 まぁいいか、一日ぐらい風呂に入らなくとも良かろう。
 では、何をするか?
 この停電はいつ治るのだろうか?
 停電しているのは我が家の周辺だけなのだろうか?
 どのくらいの範囲で停電しているんだろうか?
 いろいろと気になる。
 最も、他所様が停電していることと我が家周辺が停電してい
ることは直接関係はない。
 だが、ひょっとして我が家周辺の地域だけだったら嫌だなぁ。
 私は電力会社に電話をかけた。
 長く待った後、係員が出た。

 ~続く~