不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

獣害から獣益へ

ジビエ料理と居酒屋。

当ブログでは時折ジビエ料理の紹介をしている。 ジビエとはシカ、イノシシなどの野生鳥獣のこと である。 日本ではシカとイノシシの獣害に農家や林業家 が悩まされている。 農作物を食べてしまう、植林した木の苗を食べ てしまう。 これでは泣き寝入りである…

香川県善通寺のイノシシ肉のホットドッグ。

当ブログではお馴染みの野生のイノシシ肉を使っ た品が香川県のイベントで販売されるそうだ。 香川県善通寺商工会議所青年部では、地元の 特産品5種を使ってホットドッグを開発した。 このホットドッグの目玉は、市内の猟友会が捕獲 したイノシシ肉を2割使…

イノシシの皮革と肉の活用を学びにペルージャに職員派遣。

当ブログではイノシシやシカによる獣害を克服し、 それをビジネスに転換しようという試みを時々では あるが紹介している。 今回紹介するのは長崎県対馬市である。 対馬市役所では、市内で捕獲されたイノシシの 有効活用のために男性職員2名を1~2週間イタリ …

サル撃退にヤギの見張り番。

当ブログでは獣害について時折記している。 自然保護、動物保護、動物は可愛い、と言う 声もあるのだろう。 だが、実際に獣害に遭っておられる方々にし てみれば、そのようなことは言ってはいられない。 何とか対策を練って実行していかなければな らない。 …

イノシシ肉・おおち山くじらを使ったメニュー。

島根県邑智郡美郷町のイノシシ肉”おおち山く じら”を使った食品はいろいろあるようだ。 イノシシは豚と親戚なので、調理可能な範囲は かなり広いと思われる。 ここでは美郷町で作られているものを載せてい く。 精肉 佃煮・鍋の素・シュウマイ この他にも い…

イノシシの骨を犬のおやつに製品化。

昨日、当ブログでご紹介した島根県美郷町のイ ノシシ肉は、正確には”おおち山くじら”と言うそう だ。 おおちとは、美郷町のある島根県邑智郡(しま ねけん・おおちぐん)のことである。 邑智はおおち、と読むのか。 知らなかった。 さて、そのおおち山くじら…

イノシシの革製品。

地域に生息するイノシシを獣害として駆除するだ けではなく、地域資源としてビジネスに活用しよう とする試みが全国で進んでいる。 昨日に続いて、島根県美郷町を取り上げる。 美郷町では10月19日(水)13時~21日(金) 12時に”山くじらフォーラ…

島根県ではいのししバーガー。

当ブログでは、獣害についての全国の地域の 取り組みについて度々記している。 獣害の被害額は莫大で、都道府県単位で億単 位の被害が毎年発生している。 これを何とかしよう、そしてビジネスチャンスに転 換させようという試みが全国で地道に行われている。…

シカソーセージでシカドッグ。

当ブログでは時折、害獣とその利用法につい て記している。 害獣とは、野生のイノシシ、シカ、サルなどの ことである。 これらの獣が植林したばかりの若木を食べて しまったり畑を荒らしたりするのである。 これらの被害は莫大で毎年各県で億単位の 損害が出…

イノシシのへしこ。

福井県立大の教授が山里の嫌われものイノシ シの肉を伝統の食品加工技術を用いて新たな食 品を作ることに成功したそうだ。 福井県に伝わるサバの保存食「へしこ」の製法 をイノシシに応用し「イノシシへしこ」を作り出した のだ。 この手法を開発したのは福…

イノシシラーメンが同時発表された。

当ブログでは時折イノシシやシカなどの有害 鳥獣について取り上げることがある。 私も間接的には関わりがあるので、どうして も気になるのだ。 これらの有害鳥獣は、農業や林業にとって致 命的な打撃を与え続けている。 こうした状況を克服しようと、全国で…

シカは山林の破壊者。

シカは世間的には可愛い動物というイメージ が強い。 だが、林業関係者にとっては憎き生き物でし かない。 何十年後のために山の斜面に腰をかがめて 植林した苗を、シカは待ってましたとやって来て、 むしゃむしゃ食べてしまうのだ。 そののん気な食事風景を…

野生のイノシシ肉やシカ肉をビジネスに。

当ブログでは、何回か日本における獣害に ついて取り上げている。 獣害とはイノシシやシカなどの野生動物によ り農作物を荒されることである。 ここ数年はかつて無いほど獣害による被害が 大きくなっている。 これには様々な要因があるとされ、またそれ らが…

象を追い払う蜂。

日本でもサルやシカなどの獣害が大きな問 題になっている。 野生の動物が畑や植林した山などをを荒ら してしまうのだ。 これがアフリカだと様子が違ってくる。 アフリカでは象が畑を襲うのだ。 象は日本などアジアでは友好的な動物とし て親しまれている。 …

モンキードッグ誕生。

当県内では野生の猿などによる農作物の被 害額が年間1300万円ある。 そこで県では、こうした獣害対策の一環と して、猿、イノシシ、鹿を追い払う「モンキ ードッグ」の育成を始めていた。 県動物保護管理センターに保護されていた 捨て犬と農家の飼い犬達が…

県内山間部の社長の休日の過ごし方。

私が購読している新聞の地域面に、当地の 中小企業の社長が自分の休日の過ごし方を語 る欄が週一回社長の顔写真入りで掲載されて いる。 先日のこの欄には、県内の山間部の会社の 社長が載っていた。 その社長のこの時期の楽しみは、狩りだそ うだ。 主な獲…

害獣とジビエ料理。

県内のシカ、サル、イノシシによる食害が 年々増加している。 山から里へ下りてきたこれらの動物が農作 物を食べてしまう。 県農業経営課のまとめでは、鳥獣による食 害は昨年度金額にして4億円以上になる。 4億円! これだけ食べられてしまうと、農家の精神…