不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

芸術・芸能・創作物

差がついても気にしないジェフ・ベック。

2度のビッグチャンスを拒絶したジェフ・ベックは、自分を主としたソロ活動に専念し、ロックにおけるインストルメンタル音楽の第一人者となった。 レコードもメジャーレーベルからのリリースが途切れること無く続き、ライブの動員も順調だった。 ロック・ギタ…

ロッドもストーンズも断ったジェフ・ベック。

ジェフ・ベックは、そのミュージシャン人生において2度もビッグチャンスをキャンセルしている。 一度目は、フェイセスを脱退したロッド・スチュワートが、ベックと組んで全米進出しようと誘った時である。 フェイセスのメンバーだったロッドの人気が沸騰し他…

得意なキャラクターの持ち主だったジェフ・ベック。

ジェフ・ベックは極めて特異なキャラクターの持ち主だった。 他に例がないほどエゴが強かった。 自分がメインでないと録音しない、ライブでも演奏しない。 極稀に共演しても1曲から数曲までである。 自分以外の存在の引き立て役など我慢できない。 他のロッ…

自分がメインでなければ気が済まないジェフ・ベック。

ローリング・ストーン誌で故ジェフ・ベックとの最後の共演について、ロッド・スチュワートが語っている。 一部引用する。 「当初から問題だったのは、ジェフをサポートの脇役として起用したことで、いくら報酬が高くても、彼が嫌がることはほぼ確実だった」…

福岡のサイン入ピアノ。

福岡市民会館で長年使われていたスタインウェイ社製ピアノには、このホールで演奏した多くのピアニストのサインが記されている。 1 . ドミトリー・バシキーロフ Dmitri Bashkirov 2 . 田中 希代子 Kiyoko Tanaka 3 . アレクサンドル・デデューヒン Alexander…

矢沢永吉さんは、どうやってドゥービー・ブラザーズと昵懇になったのか?

矢沢永吉さんがドゥービー・ブラザーズやリトル・フィートのメンバーと懇意になり音楽仲間となったというニュースは、ロック少年だった私には衝撃だった。 矢沢永吉がビッグな男だということは知っている。 だが、それが通用するのは日本国内だけであり、海…

矢沢永吉、ドゥービー・ブラザーズと共演する。

矢沢永吉さんは、1981年に単身渡米した。 レコード会社やプロダクション等を引き連れることなく、文字通りの単身での行為だった。 米国にコネクションがあったわけではなかった。 お膳立てはゼロである。 自分で開拓していった。 矢沢さん自身がその道を選ん…

矢沢永吉さんの外国人との接し方。

矢沢永吉さんがデビュー50周年になる音楽活動を回顧したインタビューである。 日本で頂点に着いた矢沢さんは再度一からスタートすべく米国へ単身で渡った。 マネージャーやレコード会社等が手筈を整えての渡米ではない。 文字通りの単身渡米であった。 自炊…

所有本数が少ないプロギタリスト。

昨日は吉田拓郎氏が「ギターを3本しか持っていない」「生涯を通じて3~4本しか持ったことない」という記事を載せた。 これは驚きの事実で極めて例外的なケースである。 実は私は「プロのギタリストで所有ギターが少ない人は誰だ?」ということに以前から強い…

生涯で3~4本。

引退を表明しているシンガー・ソングライターの吉田拓郎氏が所有ギターの本数について語った。 「坂崎(幸之助)とかは何百台と持ってるんだけど、僕はギターは3、4台しか持ってない、生涯で。3、4台だけが好きで、好きになれないの、他のギターが。どれを弾…

鶴田浩二の没年齢。

NHK-FMで鶴田浩二の歌が流れてきた。 ”傷だらけの人生”である。 台詞入で鶴田浩二の様式美に溢れた代表曲である。 番組終わりに「鶴田浩二さんは1987年に62歳で亡くなった」と言う。 えぇ~62歳! 鶴田浩二が亡くなっているのは知っていたが、62歳だったのか…

松平健さんの歌唱力に驚く。

NHK-FM”歌謡スクランブル”後半の特集は松平健さんだった。 私は”マツケンサンバ“聴きたくてチャンネルを合わあせた。 曲が始まった。 ハハハ、いつ聴いても愉快な曲だ。 面白くて楽しい名曲である。 その後も松平健さんの曲が続いた。 当初は聴くつもりは特…

誰が誰に似ている?

著名なヴァイオリニスト辻久子さんがお亡くなりになった。 訃報に添えられた画像を見て私は気がついた。 あぁ、そうだったのか 。 私は、ある有名タレントの顔について長い間こう思っていた。 (誰かに似ているなぁ。でも誰だったかな。思い出せないなぁ。誰…

歌手マルシア。

NHK-FM”歌謡スクランブル”を聴いていた。 番組後半はマルシアの特集だった。 マルシアかぁ。 マルシアは歌が上手い。 私は以前はこの事実を知らなかった。 「面白いコメントを連発するアグネス・チャン方式の微妙に訛った話し方をするバラエティ・タレント」…

野口五郎岳。

歌手の野口五郎さんは本名は佐藤さんで、野口五郎は芸名ということは、まぁま知られていることであろう。 長野県と富山県の境にある「野口五郎岳」が、その由来である。 かつて、子供だった私はこの事実を確認するために社会科の地図帳を見た。 山の名前を芸…

日本人指揮者、演奏家を再認識する機会。

新型コロナウィルス禍では良いこともある。 私はクラシック音楽もよく聞いているのだが、コロナ禍により海外の指揮者、演奏家の来日が中止となっている。 入国は難しく、コロナ禍の今後の展開によっては演奏会の開催も確約できない。 海外の指揮者、演奏家は…

ザ・ハングド・マン。

You Tubeのトップページには”あなたにおすすめ”でいろいろな動画が紹介されている。 私はこれを楽しみにしている。 自分のセンスや知識では行き当たらないであろう思いもよらぬ動画が載っていることがある。 先日、その中でこんな音楽のYou Tubeが載っていた…

地球でもなく、地球人でもない。

私はスター・ウォーズの面白さがわからない。 舞台が宇宙のある惑星の話のため、状況設定等の自由度が大き過ぎる。 ご都合主義的に設定可能なのだ。 私はこれが気に入らない。 私はSFものを否定するつもりはない。 だが、それは舞台が地球であるか、もしくは…

スター・ウォーズが理解できない。

私はスター・ウォーズが理解できない。 何が面白いのかサッパリわからない。 スター・ウォーズを非難するつもりではない。 ただ正直な気持ちを記しているだけである。 このようなことを言う人は現在ではごく少数であろう。 第一作目がロードショー公開された…

十字線は江戸時代から。

江戸時代の日本に既にイラストのマニュアル本があったという記事を読んだ。 ツイッターで紹介されているそれらの絵は、江戸時代に描かれたとは思えない。 現代の絵と何ら違いがない。 説明書きが江戸時代風なので辛うじて昔のものだと分かるが、絵だけ見れば…

バグパイプ・ヘビーメタル。

NHK-FM”今日は一日“ハードロック/ヘビーメタル”三昧 Ⅶ”を聴いた。 番組は現在のハードロック/ヘビーメタルの現状からスタートし、進行に沿って過去に遡っていくという構成だった。 これは新しい試みではなかろうか? 一般に放送番組は時系列の順に進行してい…

今日は一日“ハードロック/ヘビーメタル”三昧 Ⅶ。

今日はNHK-FM” 今日は一日“ハードロック/ヘビーメタル”三昧 Ⅶ”が放送されている。 5年ぶりの放送だそうだ。 へぇ~、そんなに間隔があったのか。 私はハードロック/ヘビーメタルに関しては、万年初心者なので聴いて勉強しようと思っている。 番組には伊藤…

”愛していると云ってくれ"を聴いて。

NHK-FM”夜のプレリスト”今週は岩崎宏美さんのアルバム選曲である。 昨日は中島みゆきさんの”愛していると云ってくれ"だった。 芸能界入りはふたりとも1975年デビューの同期組だが、年齢は中島さんが6歳上である。 岩崎さんは中島さんの大ファンだそうだ。 フ…

黛敏郎”無伴奏チェロのためのBUNRAKU”。

NHK-FMで黛敏郎の”無伴奏チェロのためのBUNRAKU"が流れてきた。 へぇ~良い曲だな。 タイトル通り和風であるが、それを押し付けてもいない。 西洋楽器であるチェロの特性を活かしつつ和の空気を生み出している。 程よい和風である。 私はこれまで黛敏郎をま…

ウソツキ鴎。

夜ラジオをつけたらNHK”ラジオ深夜便”だった。 ちょっと変わったメロディーに曲が流れてきた。 女性の声だ。 ちょっと甘えた声だ。 「うそつきカモメ」と歌っている。 うそつきカモメ? ひょっとして小林幸子さんか? 私は歌手の小林幸子さんのデビュー曲が”…

エディヴァン・ヘイレン影響はクラプトンだけではない。

昨年10月に亡くなったエドワード・ヴァン・ヘイレンのインタビュー記事を引用する。 この記事のタイトルでは「俺に影響を与えたのはクラプトンだけ」となっているが、エディは実際には何人ものロックギタリストからの影響を語っている。 決定的な影響を受け…

麒麟・田村裕さん。

私は芸能人で尊敬している人が数人いる。 そのうちの一人が漫才師・麒麟の田村裕さんである。 田村さんは、自身の過酷な経験を記した”ホームレス中学生”が大ベストセラーとなった。 この本が売れた時点で既に人気漫才師・タレントであったが、著書のインパク…

ポール・スタンレー、ソウルのバンドで新アルバム。

米国のロックバンドKISSのポール・スタンレーが、自身がリーダーを務めるもう一つのバンドがアルバムをリリースするそうだ。 KISSがハードロックの王道を行くバンドであるのに対し、この別バンドはソウル・ミュージックを演るそうだ。 ポール・スタンレーが…

山下洋輔・鼓童”ボレロ”

NHK-FM"カケル・クラシック”1月11日放送分では「和とクラシック音楽」というテーマで選曲がされていた。 その中で山下洋輔、鼓童、パンジャ・アンサンブルの演奏でラベルの”ボレロ”がかかった。 フリー・ジャズのピアニスト山下洋輔が和太鼓奏者グループの鼓…

シェメキア・コープランド”アンダー・マイ・サム”を聴いた。

NHK-FM"ウィークエンドサンシャイン~ウィンタースペシャル”を聴いていた。 その中でリスナーからの2020年年間ベストアルバムの投稿が紹介された。 様々なジャンルの音楽がかかった。 著名なミュージシャンのもの、まだそれほど知られていないミュージシャン…