不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

読書ノート

同じ本?

私はヤフオクを見ていた。 おぉ、これはまだ読んだことがないな。 著者はドイツ人で翻訳である。 現在絶版になっている。 これは珍しい。 またとない入手のチャンスだ。 私は早速ウォッチリストに入れる。 念のためその本を調べる。 目次や最初の1ページの画…

50冊のうちの2冊。

私はヤフー・オークションを見ていた。 お値打ちな本の出品はないか?と探しているのだ。 そんな中である仏教書に行き当たった。 禅宗の大家の伝記の中古本である。 本の状態は良好で見た目新品で古びたところは見られない。 価格は定価の半額である。 調べ…

二人の綾子。

昨日気がついたことである。 私は作家の三浦綾子と曽野綾子をごっちゃにして記憶、理解していたのである。 両者とも同じくらいの世代?でキリスト教信者の女流作家である。 その意見が広く世間に引用されていることも共通している。 私はそれらを読んで(な…

一万円の本、その続き。

昨日の当ブログで記した一万円の本を少しずつ呟いたツィートをコピー&ペーストしていた。 こうしたネット情報はいつ削除されるかわからない。 見つけたらすぐに作業に取り掛かったほうが良い。 読みながらコピー&ペーストしていく。 素晴らしい部分が多いが…

一万円の本。

私はある本の購入を考えていた。 その本は中東地域の古典であるが、日本語訳は殆ど存在しない。 数少ないおそらく唯一の翻訳書が、一冊一万円である。 一万円かぁ~。 ちょっと高いなぁ~。 他にも欲しい本もあるし、一冊一万円の本は簡単には買えないなぁ。…

「オオカミ少女はいなかった」でようやく気が付いた私。

昨日書いたオオカミ姉妹は、一種の俗説で あり、心理学者や教育学者達が認めているわ けではないそうだ。 なんだ、そうなのか。 私は長いことこの姉妹の話は学術的にも証 明された事例となっているのかと思っていた。 心理学や教育学の世界では、この姉妹の…

「オオカミ少女はいなかった」を読んだ。

「オオカミ少女はいなかった」鈴木光太郎著・ 新曜社刊を読んだ。 この本は世間でよく知られている狼に育て られた姉妹の話について書かれている。 1920年、インドで発見されたとされる その姉妹は野生の狼に育てられた、というも のである。 この話は私…

「僕には数字が風景に見える」を読んだ。

ダニエル・タメット著「僕には数字が風景に見える」 ] 講談社刊を読んだ。 著者は、アスペルガー症候群という自閉症の一種と、 サヴァン症候群という特殊な脳機能をもたらす症状を 持っている。 アスペルガー症候群は、他人とのコミュニケーショ ンを取る事…

復刊に喜ぶ

昨日、ネットで出版物の検索をしていたら、以前この ブログでも書いた絶版になっていた本が復刊されている のを発見した。 この本は定価が3800円のところ、絶版になっていた ため、アマゾンでは中古本に13000円もの値段が付けら れていた。5ヶ月前にこのブ…

ポジティブなおばあさんの作文を読んで

購読している新聞に、読者投稿の作文が載っていた。 作者は、93歳のおばあさんである。 私は聴覚障害者で、人とのコミュニケーションがで きません。一人暮らしの身でもあり、人と話して話題 を楽しむこともできません。 人生、この年になると、果たして長…

「ザ・ビートルズ リメンバー」を読んだ。

クラウス・フォアマン著「ザ・ビートルズ/リメンバー」 プロデュース・センター出版局 刊 を読んだ。 副題に、親友クラウス・フォアマンが語る本当のビート ルズ とあるように、この本はビートルズの4人全員と仲 が良かった著者が、ビートルズのレコードデ…

「ライブ・エンタテインメント新世紀」を読んだ

北谷賢司著「ライブ・エンタテインメント新世紀」ぴ あ総研刊を読んだ。 この人はマイケル・ジャクソンやローリングストーン ズやマドンナといったロック・ポップス界の大物を招聘 し興行をコーディネートしてきた人である。 こういう内幕話は、とても面白い…

「ボクシングはなぜ合法化されたのか」を読んで

「ボクシングはなぜ合法化されたのか」松井良明・著 平凡社刊、を読んだ。 新聞各紙の書評にも取り上げられたこの本は、少々学 術的に書かれており、分析も見事である。 私としては、もっと砕けた感じでも良かったのでは、 とも感じた。だが、これだけきっち…

絶版になった本と出版社の笑える対応

以前から手に入れておきたい、と思っていた本を各所で検索し てみると、その本は、現在絶版・再版予定なし、という表記にな っている。 その本の出版元のサイトでは、そんなこと書いていない。今で も発売中のように載っている。 これは、私の見込みが甘かっ…

シンシア・レノンの著書、ついに刊行

シンシア・レノン著「ジョン・レノンに恋して」河出書房新社刊、を 読んだ。 シンシアはジョン・レノンの最初の奥さんだった人で、オノ・ヨーコ に、追い出された人である。 シンシアには、今まで多くの執筆依頼がきていたと思われるが、今回 ようやく、刊行の…