#男性
大橋巨泉氏がお亡くなりになった。(以下敬称略) 約11年のがん闘病を経ての逝去となった。 私は大橋巨泉の大ファンだった。 と言っても、彼が出演する全部の番組を観ていたわけ ではない。 ほとんど見ていない番組もかなりある。 それでも、大ファンである…
昨年結成40周年を迎えた人気漫才コンビ、オール阪 神巨人、このコンビ名にはくすっと笑えるユーモアがある。 それぞれたった一人ずつなのに「オール」という屋号? がついている。 このセンスは秀逸である。 「1人なのにオール」何か哲学的な深い意味があ…
明石家さんま氏が、最近の番組中にこう語った。(以下敬称略) 「俺、嫉妬心が無いから悪口浮かばないねん」 嫉妬心が無い?! やはり、さんまという人は、只者ではない。 スタジオ収録に参加した観客は、驚いている。 そして、こうも語った。 「人の悪口60…
明石家さんま氏は4月16日放送のラジオ番組「ヤング タウン土曜日」冒頭、次のように語った。(以下敬称略) 熊本を中心に大地震が起きたばかりの頃である。 「こういうときにお笑い芸人っていうのは困る」 「苦しんでる人たちが俺のテレビを見て、ちょっとで…
明石家さんま師は、一般庶民の生活レベルと同じく らいの暮らしをするように心がけているようである。(以下敬称略) 以下は、さんま本人と周囲の人たちの発言から明ら かになっている事柄である。 過度な贅沢は意識して遠ざける姿勢を維持している。 さんま…
突如パソコンがクラッシュした。 クラッシュしたのはパソコン全体ではないものの、 一部データが消失してしまった。 それらの中にはいずれブログ記事にしようと考えて いたものもある。 私の記憶が薄れる前に、記すことにする。 それは、明石家さんま氏の発…
私は漫才ブームが起こるまで、横山やすし・西 川きよしを知らなかった。 まだ子供だったということもあるだろう。 だが、やすし・きよしよりもずっと後輩のオール 阪神巨人や今いくよ・くるよは知っていた。 これには理由がある。 私がお笑いに興味を持ち始…
漫才ブームは、ある特定の何組かの漫才コンビを 中心として起こったものとされている。 その中にオール阪神巨人は入っていなかったのだ ろうか。 私の記憶ではたしかにメインのメンバーではなかっ た。 ブームの旋風の少し外に置かれていた。 どうして、そう…
NHKラジオ「ラジオ深夜便」の「萩本欽一の人間 塾」を聞いた。 今回のゲストは、漫才のパックン・マックンだった。 この番組は、萩本欽一氏とゲストとの対話によっ て進められていく。(以下敬称略) 話の中で、いくつものエピソードが明らかになって いく。…
オール巨人氏へのインタビューは、以上で終わり である。(以下敬称略) 巨人のトークは実に聞き取りやすいものだった。 これは巨人の大きな美点のひとつである。 よく通る声ではっきりと話す。 言葉の選び方も秀逸である。 過不足のない言葉数である。 話の…
番組の最後には、オール巨人氏が今後の活動につ いて語った。(以下敬称略) オール阪神巨人は、来年結成40周年を迎える。 そこで所属事務所と記念の企画を練っているそうだ。 それは、ちょっと意外なものであった。 全国47都道府県で「『生で漫才を見たこと…
オール巨人氏のC型肝炎との闘病は、一年半で終わ った。(以下敬称略) 巨人の勝利だった。 決してワンサイドゲームではなかった。 意を決しての参戦だったが、事前の想像以上に苦戦 した。 途中何度も棄権を考えた。 厳しい戦いだった。 終わってみれば一…
オール巨人氏の闘病は、厳しいものだった。 (以下敬称略) 途中何度も(もう治療を終始しよう)と思った。 だが、そのたびに思い止まった。 「ここで僕が治療を止めたら『あの巨人だって止 めたんだから』と同じ病気と闘っている皆さん、これ から治療を始…
オール巨人氏のC型肝炎との闘病中、静かに見守 り続けていた人、それはオール阪神氏である。(以下敬称略) 阪神巨人の漫才の絡みの中で、阪神が巨人の腕を 掴む場面が時々ある。 阪神は、掴むたびに(巨人の腕が細くなってきている )と感じたそうだ。 巨…
大柄で普段はエネルギッシュな人は、病気になっ た時には不利である。 「あぁ、あの人ならすぐに治るだろう!」 「あの人が病気?ハハハ、そんなわけないよ」 日頃から丈夫な人、頑丈な人という共通の思い込 みがある。 病気とは縁がなく、仮にかかったとし…
オール巨人氏のC型肝炎との闘病は、容易なもの ではなかったそうだ。(以下敬称略) 番組中では聞き手のアナウンサーが「肝炎の病状 や治療には個人差があります」という旨を何度も繰り 返していた。 肝炎には、症状や治療経過が人によって異なるも ののよ…
オール巨人氏は、C型肝炎のキャリアだった。(以 下敬称略) 以前から治療としようと考えてはいたが、なかなか 決断ができなかった。 巨人夫人も同じくC型肝炎のキャリアで、その闘病 と挫折の様子を見て知っていたので尚更だった。 そんな巨人ではあった…
オール阪神巨人のコンビ仲は1995年を境に徐々に 好転していった。 コンビの結成が75年なので、結成から20年間も不 仲だったことになる。 二人の不仲だったは、業界内では公然の秘密だった。 この秘密は固く守られてきた。 不仲があまりにも行き過ぎているの…
1995年のことである。 オール阪神氏はプライベートで問題を抱えていた。 離婚話が持ち上がっていたのである。(以下敬称略) 状況は複雑で入り組んでおり問題が山積していた。 芸能マスコミは「泥沼」と形容した。 写真週刊誌では億単位の慰謝料が噂されてい…
「いつ解散を発表しようか」と考えていたオール阪 神巨人のもとにある知らせが来た。 上方漫才大賞が授与されるというのである。 何と言うタイミングだろうか。 上方漫才大賞と言えば、関西で最も古いお笑いの 賞で権威もある。 受賞は関西のお笑い芸人にと…
その日オール阪神巨人は吉本の劇場での公演だっ た。 阪神は単独での仕事でラジオのレポーターとして収 録をしており、それが終わり次第劇場入りという予定 だった。 その日の公演が始まった。 しかし、阪神は来ない。 オール阪神巨人の出番が迫る。 それで…
オール阪神巨人はデビュー以来の不仲で「いつでも 解散してやる!」という気持ちを持っていたそうだ。 不仲とはいえ、腕力をふるえば巨人氏の圧勝である ことは、わかりきっていた。(以下敬称略) そのため、手を出すことは一切なかったそうだ。 巨人は身長…
岡八郎師匠に桁外れの細心さと行動力をもって尽 くしたオール巨人氏に、晴れてデビューの時がきた。 (以下敬称略) 相方は5歳年下のオール阪神である。 巨人と阪神は素人時代から漫才コンビを組んでいた。 将来のプロデビューを期し、先に巨人が吉本興業に …
オール巨人氏は番組では主に「いつ、どこであって も常に師匠が『冷たい水が飲みたい』と言われたら、 すぐに飲めるようにする」ということを話した。 岡師匠の行動予定を事前に精査し、自分で下見を する。 どの地点で師匠が「冷たい水が飲みたい」と言われ…
今日のNHK「ラジオ深夜便」午前4時からの「明日へ のことば」の時間は、「漫才も闘病も全力投球!」と 題して漫才師のオール巨人氏が出演した。(以下敬称略) オール巨人のデビュー前の弟子修行の話、相方の 阪神との仲、C型肝炎との闘病が主な話題だった…
納谷さんは、アニメの声の出演もされている。 この分野も外国映画・テレビドラマの吹き替え同 様、歴史の新しい芸能分野である。 1963年にテレビアニメの第一号である”鉄腕アト ム”の放送開始からである。 それ以前から存在したアニメに近い形態のものと し…
私は普段は総合格闘技等を除けば、スポーツ にはあまり興味がない。 そんな私でも、ここ数日、日本のプロ野球の日 本シリーズが行われていることぐらいは知ってい る。 今年は中日ドラゴンズと福岡ソフトバンク・ホー クスの対戦で両者ともリーグ優勝を果た…
先日、NHK-FMを聞いていたら高見沢俊彦氏が 出演していた。(以下敬称略) 高見沢は日本で最も集客力のあるバンドのひと つ、アルフィーのメイン・ソングライター、ギタリスト、 ヴォーカリストである。アルフィー・公式サイト (向かって右端が高見沢) 高…
NHK-FM「世界の快適音楽セレクション」のパー ソナリティーであるゴンチチのチチ松村さんは、番 組内で時々極めて印象的なトークを展開する。 5月7日の放送では、こんなことを話していた。 番組内の「喫茶『謎』のコーナー」で、喫茶店の マスターに扮する…
上方漫才の重鎮・喜味こいしさんがお亡くなりな った。 85歳だった。 こいしさんは、兄の夢路いとしさんと共に子役と して舞台に立ち始め、戦前に少年漫才コンビを結 成している。 戦後は漫才界の大御所として皆に親しまれた。 訃報を受けてネットでいろい…