不二家憩希のブログ

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オール巨人「漫才も闘病も全力投球!」その②

 オール巨人氏は番組では主に「いつ、どこであって
も常に師匠が『冷たい水が飲みたい』と言われたら、
すぐに飲めるようにする」ということを話した。
 岡師匠の行動予定を事前に精査し、自分で下見を
する。
 どの地点で師匠が「冷たい水が飲みたい」と言われ
ても対応できるように準備する。
 どの地点に、どんな店があるのかを全部把握する。
 それが移動中であっても「飲みたい」と言われたら、
すぐに出さなければならない。
 時は1974年である。
 コンビニエンスストアも殆どなかった。
 自動販売機の数も少なかった。
 現代のようにミネラルウォーターがどこでも手に入る、
という時代ではない。
 それでも巨人は師匠の要求に100%応えた。
 「ここで言われたら、あそこにお願いして調達する」と
いうことを事前に調べる。
 そして根回しをしておく。
 事前にそこまで自分で行ってそこの人に会って、頼ん
でおく。
 また冷蔵庫がある場所、使わせてもらえる場所を確認
しておく。
 最悪冷たい水が手に入らない場合は、氷を手配でき
るようにする。
 これは、まるでVIPの応対と同じである。
 そこまでするか?!という細やかさである。
 巨人は、これをいつも行っていたそうだ。
 番組では「冷たい水」に絞って話を進めていたが、他
のことについても当然要求してきただろう。
 「冷たい水」だけでこれだけするのだから、他のことで
もかなりの下準備や即時の行動が必要だったであろう。
 巨人は、岡師匠のそれらの要求に100%応えていた。
 その師に尽くす姿勢は他の芸人から「弟子の鑑」と讃
えられた。
 
 ~続く~