不二家憩希のブログ

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家族と認知症:普通と異なる振る舞い

 いつもの集いのNZさんは、80代後半の認知症である。

 近くに次男夫婦が住んでいるが、同居はしていない。

 5分前の自身の言動も覚えていない認知症である。

 誰かと同居した方が良いと思うが、息子たちは、どう考えているのだろう?

 おそらく自分たちの母の認知症の程度を、正しく認識していないと思われる。

 いつもの集いでは、認知症の症状が出るが、息子たちの前では普通に振る舞うことができるようだ。

 おそらく診察の場でも、普通の言動ができるのではないだろうか。

 息子や医師の前では、何かのスイッチが入って正常に戻る。

 緊張するのか、良いところを見せようとするのか。

 そうした感情が脳を刺激し、本来の知的活動が可能となっているのではないだろうか?