いつもの集いに行ってきた。
これは平日開催の集いである。
今回は、NZさんも出席である。
NZさんとは、息子さんたちが優秀で、当人は認知症の一人暮らしの高齢女性である。
NZさんの認知症は、日々進んでいるように感じる。
これも新型コロナワクチン接種由来の症状であろう。
15分前のことも憶えていない。
これには、閉口する。
時折、ボーッとしてしまっている。
脳が止まってしまっているようだ。
声をかけられて、我に返っている。
この回数が増えている。
愛情溢れる方なら「あぁ、これも認知症の症状なのだな」と鷹揚に受け止め、対処することだろう。
生憎、私はそんなに人間ができていない。
自分の過去の自慢話、息子の自慢話、私への詮索などを、毎回会う度にしてくる。
自分では初めてそれら自慢話等をしているつもりだが、覚えていない。
時折、イラッとする。
だが、3秒ほどで治まるので、怒りにはカウントしていない。
私は他人だから良いのだが、これが身内だったら、こうは行かないだろうな、と思う。
その度に怒っているところだろう。
NZさんと接することは、私にとって修行である。
いかに自分の感情を表に出さずコントロールして、温和に対処するか、という課題が与えられているようだ。