番組の最後には、オール巨人氏が今後の活動につ
いて語った。(以下敬称略)
オール阪神巨人は、来年結成40周年を迎える。
そこで所属事務所と記念の企画を練っているそうだ。
それは、ちょっと意外なものであった。
全国47都道府県で「『生で漫才を見たことがない』人
たちがいるようなところ、『今まで漫才が来たことがない』
土地へ行って漫才を披露する」というものである。
「小さな、それこそ100人くらいの規模でも良いんです。
そういう所へ伺って漫才をお見せしたいんです」
おぉ、そうくるのか!
大きな収容人員のある有名な会場で漫才ライブをやる、
豪華ディナー付きのショウをする、とかいうのではないの
である。
キャリアを盛大さをもってお祝いする、というものではない。
それは、それで理解できる。
だが、在り来りでもある。
発想としては平凡ですらある。
阪神巨人が温めているプランは、それとは違う方向にあ
る。
小さな町、村へ行って漫才をする。
会場施設はホールや劇場ではなく、公民館や集会所のよ
うなこじんまりとしたスペースを使う。
ふたりが、何故こうした計画を進めようとしているのか?
その理由の一端となったであろう出来事が巨人のブロ
グ記事にあった。
った。
その時の模様である。
温かい様子が伝わってくる。
~続く~