自分の肉体とは何か?
それは本当に自分のモノなのか?
当ブログでは、”肉体は強制収容所である”と定義して
いる。
魂があの世からこの世に生まれる際に、この強制収容
所に詰め込まれたのである。
強制収容所であるからには、脱走は罪である。
脱走とは自殺である。
これは厳罰に処せられる。
仕方がないので収容期間が終わるまで生きていくしか
ない。
収容期間中には、刑務作業が課せられる。
作業内容は多岐にわたり、人それぞれによって異なる。
また、収容所の維持・保全も義務付けられている。
これは一般には健康維持という言葉で呼ばれている。
月日が立つと、収容所の設備は老朽化してくる。
ところどころリフォームして過ごすことになる。
だが、それにも限界がある。
収容所が収容者をこれ以上封じ込めておけなくなる時
が来る。
その時収容所は閉鎖される。
これが、人の死である。
魂は、あの世に帰っていく。
それは悲しむようなことではない。
不幸せなことではないのである。
むしろ喜ばしい帰還である。