不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

強制収容所の定義。

 肉体とは何か?
 自分の肉体とは何か?
 それは本当に自分のモノなのか?
 当ブログでは、”肉体は強制収容所である”と定義して
いる。
 魂があの世からこの世に生まれる際に、この強制収容
所に詰め込まれたのである。
 強制収容所であるからには、脱走は罪である。
 脱走とは自殺である。
 これは厳罰に処せられる。
 仕方がないので収容期間が終わるまで生きていくしか
ない。
 収容期間中には、刑務作業が課せられる。
 作業内容は多岐にわたり、人それぞれによって異なる。
 また、収容所の維持・保全も義務付けられている。
 これは一般には健康維持という言葉で呼ばれている。
 月日が立つと、収容所の設備は老朽化してくる。
 ところどころリフォームして過ごすことになる。
 だが、それにも限界がある。
 収容所が収容者をこれ以上封じ込めておけなくなる時
が来る。
 その時収容所は閉鎖される。
 これが、人の死である。
 魂は、あの世に帰っていく。
 それは悲しむようなことではない。
 不幸せなことではないのである。
 むしろ喜ばしい帰還である。