不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

#音楽レビュー

トトにキース・カーロック。

米国のロックバンドTOTO(トト)がこの4月に来日 する。 トトは、2008年に一旦解散している。 その2年後、元メンバーであるベーシストのマイク・ ポーカロが難病に倒れ、その救済のために再結成し ている。 解散後2年での復活である。 メンバー間の不仲が原…

スコーピオンズ、引退撤回。

昨年末のNHK-FM「今日は一日ハードロック・ ヘビーメタル三昧」では、「デビッド・リー・ロスは 日本に住んでいた」というエピソードの他に、もう ひとつのニュースが確認できた。 音楽評論家の伊藤政則氏はこう語った。 「スコーピオンズは引退を撤回しまし…

デビッド・リー・ロスは東京に住んでいたそうだ。

これは昨年末のラジオで聞いたことである。 年が明けてはいるが忘れない内に記しておこうと 思う。 NHK-FMの「今日は一日ハードロック・ヘビーメタル 三昧」で伊藤政則氏が次のように語っていた。 「デビッド・リー・ロスは東京に住んでいたんですよ」 えぇ…

ジム・ホール氏、ご逝去。

米国の偉大なジャズ・ギタリスト・ジム・ホール氏 がお亡くなりになった。(以下敬称略) 83歳だった。 ジェーン夫人によればホールはニューヨークのグリ ニッジビレッジの自宅アパートでの短い病気の療養 後、睡眠中に亡くなったそうだ。 来年1月にはブルー…

シチェドリンを聴いた。

夜8時50分頃、私はラジオをつけた。 今週のNHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」は室内 楽の特集である。 流れてきた音楽は、今まで聞いたことがないよう なサウンドだった。 クラシック音楽ではあるが、何かちょっと違う。 ムードミュージックのようでもあ…

ブルーノートの現社長は。

ジャズ・レコードの名門レーベル「ブルー・ノート」の 現在の社長は、ドン・ウォズなのだそうだ。 ヘェ~、知らなかった。 道理で最近のブルー・ノートではノラ・ジョーンズを はじめ純ジャズ以外のミュージシャンの録音が度々 リリースされるのか。 ドン・…

デュリュフレの「レクイエム」を聞いた。

今朝のNHK第一「音楽の泉」の特集はモーリス ・デュリュフレの「レクイエム」だった。 デュリュフレ? 聞いたことがあるような、ないような名前だな。 デュリュフレは1902年に生まれ1986年に没した フランスの作曲家・オルガン奏者だそうだ。 1986年まで存…

没後ヒットの「ハッピー・クリスマス」

ジョン・レノンのクリスマスソング「ハッピー・クリス マス」は没後ヒットである。 「没後ヒット」とは、ミュージシャンが急逝し、再注 目を集めて曲がヒットすることを指す言葉である。 私の造語である。 「ハッピー・クリスマス」はジョン存命中は、一般に…

「ハッピー・クリスマス」は好きではない。

昨日の当ブログで「早すぎるクリスマス・ソング」 という記事を掲載した。 私はそもそもクリスマス・ソング自体があまり好 きではない。 例外も1~2曲はあるにはあるが、大半は苦手 である。 どうしてそうなのかは、記しだすと長くなるので またの機会に譲り…

ウィントン・マルサリス、パガニーニを吹く。

NHK-FM”クラシック・カフェ”でウィントン・マルサリ スの演奏を聴いた。 マルサリスはジャズのトップ・トランペット奏者であ ると同時にクラシック音楽の世界でも活躍している。 そのテクニックはクラシックでも最高峰と言われて いる。 う~ん、さすがに凄…

フロイマンス+アッカーマンのライブ。

エリック・フロイマンスを調べようとネットを検索 してみる。 だが、「エリック・フロイマンス」で調べても大し た数はヒットしない。 「Eric Vloeimans 」で検索しても日本のサイトで は数えるほどしかない。 エリック・フロイマンスは、日本では未だ知られ…

エリック・フロイマンスを聴いた。

NHK-FM”セッション2013”を聴いた。 今日はオランダのジャズ・トランペット奏者エリ ック・フロイマンスだった。 普通のフォー・ビート・ジャズではない。 クロスオーバー・ジャズとでもいうようなサウン ドである。 バンドはリーダーでトランペットのフロイ…

今日は一日プログレ三昧を聴いた。

昨日はNHK-FM”今日は一日プログレ三昧3”を聴 いていた。 この番組はひとつの音楽ジャンル、テーマに絞って 取り上げる長時間放送である。 昼の12時15分から夜10時45分までなのでかなり長 い。 なお、プログレとはプログレッシブ・ロックの略である。 プログ…

ジャズ界の女王陛下、ご崩御。

去る8月20日、英国出身のジャズ・ピアニスト・マ リアン・マクパートランド氏がニューヨーク・ロングア イランドの自宅で亡くなった。(以下敬称略) 95歳だった。 私はこの訃報を知らなかった。 知っていればすぐに記事にしていただろう。 マクパートランド…

クリスチャン・リンドベルイを聴いた。

NHK-FM”名演奏ライブラリー”を聴いた。 今日は”トロンボーンの名手・クリスチャン・リンド バーグ”と題された特集だった。 クリスチャン・リンドバーグは母国スウェーデン読 みではリンドベルイとなる。 デビュー以降、日本では盤や文字では”リンドベ ルイ”…

ルソーの”村の占い師”を聴いた。

NHK-FMの「古楽の楽しみ」を聞いていた。 今朝はルソーのオペラ”村の占い師”の抜粋が取 り上げられた。 ルソーとは哲学、思想の巨人ジャン・ジャック・ルソ ーである。 ルソーは哲学などの他に音楽活動もしていたそう だ。 作曲や音楽理論に精通し音楽事典も…

デモーニッシュ、悪魔的?

ネットラジオを聴いていた。 流れてきたのはヒナステラの「弦のための協奏曲」 だった。 ヒナステラは20世紀のクラシックの作曲家である。 独特の作風は現代音楽とも伝統音楽とも一線を画 している。 どんな音楽、誰に近いかということを説明するのが 難しい…

カリッシミを初めて知った。

私はNHK-FMの”古楽の楽しみ”を聴いていた。 本当は座ってじっくり聴いていたいのだが、そこ は放送時間が朝なのでそうもいかない。 いろいろと用事を済ませながらのながら聞きとなる。 今週の特集は”17世紀のイタリア音楽”で、この 日は作曲家ジャコモ・カリ…

初めてサクソンを聴いた。

夜、布団の中でいつものラジオを聞いていた。 ディープ・パープルに続いて曲が流れてきた。 おぉ、これはなかなか良いなぁ。 新人バンドか? 曲も良いし演奏もなかなかだ。 ヴォーカルは聞き取りやすい良い声だ。 ギターの音色も私好みだ。 何というバンド…

雪村いずみの「胸の振り子」

NHK-FM"世界の快適音楽セレクション”を聞いて いた。 この日のテーマは「あなたとわたしの音楽」だった。 番組後半で聞きなじみのある曲が聞こえてきた。 作詞サトウハチロー作曲服部良一という巨匠コン ビによる大ヒット曲である。 今回紹介されたのは雪村…

ブランフォード・マルサリスのクラシック。

NHK-FM"クラシック・カフェ"でブランフォード・マル サリスの演奏を聴いた。 "クラシック・カフェ"はクラシックの番組である。 そこでジャズ・サックス・プレイヤーのブランフォー ドの演奏がかかるとは、どういうことだ?とお思いに なられる方がおられるか…

”帰れソレントへ”が見つかった。

私は何年もの間探している曲、盤がいくつもある。 それらは当初はいろいろと探してはみたものの、 手がかりが少なく手の施しようがない。 探索は行き詰まり、そのままになっている案件ば かりである。 先日、その中でやっと見つかった曲がある。 私はNHK-FM…

ディープ・パープルを再発見した。

夜、布団の中でラジオのスイッチを入れた。 曲が流れている。 ロックだ。 ロックはロックでもちょっと変わったサウンドだな。 ブラックミュージックのテイストがある。 ハードロックにブラックミュージックを加えている ようだ。 ギターはオリジナリティあふ…

今週もフルトヴェングラーだった。

今日のNHK-FMの”名演奏ライブラリー”は先週に 引き続き指揮者フルトヴェングラーの名演が特集さ れた。 私はフルトヴェングラーは好きでも嫌いでもない。 優れた指揮者だとは思うが、入れ込むような気持 ちにまではなれない。 先週はモーツァルト、ベートー…

FMでフルトヴェングラーを聴いた。

先日の日曜日NHK-FM”名演奏ライブラリー”を聴 いた。 この日は”不滅の巨匠 フルトヴェングラー 古典 派の名演を中心に”という副題だった。 フルトヴェングラーか。 フルトヴェングラーは日本で最も人気のある指揮 者である。 熱狂的なファンも多い。 崇拝の…

デイブ・ブルーベック氏、ご逝去。その②

ここ日本ではデイブ・ブルーベックに対する評価 は芳しくない。 ジャズジャーナリズムの世界では黙殺に近い 扱いである。 これは、ジャズジャーナリズムの人達が無知な のかセンスがないためなのか。 そのため多くのジャズファンもブルーベックの音 楽活動に…

”没後30年 グレン・グールド 秋山和慶さんと聴く”を聴いた。

NHK-FM”名演奏ライブラリー”は”没後30年 グレ ン・グールド 秋山和慶さんと聴く”だった。 グールドはクラシックの大ピアニストである。 そして、よく知られた変人だった。 芸術家はその多くが変わった人、世間の人とは違 う、と一般に言われている。 中に…

ドラマー出身のヴォーカリスト、歌うドラマー  の歌の上手さについて

こうしてみていくとドラマー出身のヴォーカリ ストは実に多いことに気づかされる。 ジャズのメル・トーメ、ポップスのカレン・カー ペンター、ソウル・ミュージックのマーヴィン・ゲ イ、ロックのスティーブン・タイラーといずれもそ のジャンルの頂点に立つ…

メンデルスゾーンの幻のヴァイオリン協奏曲。

ラジオを聞いていた。 7時のニュースの後、番組は”クラシック・サロ ン”になった。 本日の1曲目はメンデルスゾーンのヴァイオリ ン協奏曲だった。 「あぁ、あの有名曲か」そう思っていたら、そうで はなかった。 有名なヴァイオリン協奏曲はホ短調で、今回…

意外なところでチャック・イスラエル。

もう先週のことになるが、NHK-FMで昼の11 時から深夜まで1日中ビートルズのカバー曲ば かりをかけるという企画が放送されていた。 ビートルズは、その全曲が他のミュージシャン によってカバーされている。 これはポップス系のミュージシャンとしては唯 …