これは昨年末のラジオで聞いたことである。
年が明けてはいるが忘れない内に記しておこうと
思う。
三昧」で伊藤政則氏が次のように語っていた。
「デビッド・リー・ロスは東京に住んでいたんですよ」
えぇ~!
なんだそりゃ~!
番組中では詳細に触れられることはなかったが「滞
在とかではなくて住んでいたんです」とのことだった。
ロスはロック界最高峰のバンド・ヴァン・ヘイレンの
ヴォーカリストである。
アメリカン・ロックを象徴する人物である。
そのロスが日本に住んでいるとは、本当なのか?
私はネットで調べてみた。
ロスは、2012年5月から2013年5月まで東京に住ん
でいたそうだ。
実際都内では自転車に乗っているロスの姿が目撃
されている。
そういった「ロスを見た」という目撃談はいくつもある
らしい。
ロス本人も日本のラジオ番組に出演し「俺はこの近
所に住んでいるんだ」と語ったそうだ。
ロスは日本の文化に大変興味があり、墨絵教室に
通ったり、お寺に行ったりしていたそうだ。
剣術のトレーナーに武道を学んだりもしたそうだ。
ロスがそれほどまでの日本びいきとは知らなかった。
私にとってこれはかなり意外なことだった。
ロスと日本文化を結びつけるイメージがなかったからだ。
人が何に興味を持っているかは外見では窺い知れぬ
のだということが確認できた。
こんなショートフィルムを制作している。
最後に日本語のセリフがあります(笑)
ロスは正座をしている。
欧米人でこれほど正座ができるということは極めて珍しい。
これは力道山について特集している。
冒頭に流れる曲はスティーリー・ダンの「マイ・オー
ルド・スクール」である。
ロスがオリジナル版を完全コピーして歌っている。