昨日の当ブログで「早すぎるクリスマス・ソング」
という記事を掲載した。
私はそもそもクリスマス・ソング自体があまり好
きではない。
例外も1~2曲はあるにはあるが、大半は苦手
である。
どうしてそうなのかは、記しだすと長くなるので
またの機会に譲りたい。
そのクリスマス・ソングの中でも特に好きではな
いのが、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」で
ある。
冒頭の1~2秒聞いただけで(あぁ~、もう勘弁し
てください)という気になる。
ワン・コーラス聞くと嫌な気分になってくる。
世間ではこの曲はクリスマス・ソングにおける名
曲中の名曲とされている。
さて、本当にそうなのだろうか?
私にはそうは思えない。
曲自体に(ほら良い曲だろう。感動しろよ)という
空気が充満しているように感じるのだ。
ジョン・レノン自身リリースに際して「良い曲がで
きた」と自信満々だったそうだ。
この曲と演奏にはレノンの自惚れが感じ取れる。
まず、歌詞が押しつけがましい。
「さぁ、クリスマスです。あなたは何をしましたか?」
冒頭からいきなりこれである。
大きなお世話じゃァ~と言いたくなる。
また、曲の後半分でコーラスで盛り上がって終わ
る、というのがなんとも粋ではない。
反対意見を押し切るような傲慢さがある。
「これで感動しなければ、しない方がおかしい」と
いう姿勢すら感じてしまう。
オノ・ヨーコのバックコーラスにもイライラしてしまう。
だが、この曲は現代最高のクリスマス・ソングとさ
れている。
私は少数派のようである。