不二家憩希のブログ

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年代物の甘酒を飲んだ。その②

 表題では「年代物の甘酒を飲んだ」となっているが、
つまりは単に古い甘酒を飲むということである。
 年代物というのは、一種の自嘲的、自虐的表現で
ある。
 7年以上前の品を飲もうというのである。
 ワインや日本酒などの酒類ならともかく、これは甘
酒である。
 問答無用で廃棄処分にしてしまう方もおられるだろう。
 それを飲もうというのだ。
 これは「賞味期限、消費期限を実体験をもって明ら
かにする」という私の生活方針に沿っている。
 「食べ物は、どれくらいの日数を経ると食べられなく
なるか?」ということを明確にしたいのである。
 賞味期限、消費期限は製造者が最低限に設定した
期限である。
 多様な消費スタイルを想定し、かなりの余裕をみて
いることは間違いない。
 食品を、冷暗所といった指定の環境で保管した場合
の製造者が自信を持って対応できる日数である。
 この期限を過ぎたから、直ちに食べられなくなる、ま
ずくなる、ということはない。
 香りや風味が落ちるということは一部の食品におい
てはたしかにある。
 しかし、それも大いに気になるほどではない。
 否、「香りや風味は重要なポイントだ」と仰られる方
もおられるだろう。
 私の場合、「落ちているな」と認識できる程度であれ
ば逆にOKである。
 本当に駄目になってしまった品物は、そうした判断
すらできなくなってしまっているからである。
 さて、今回の甘酒はどうだろう。
 前人未到?の7年物である。
 楽しみではあるし、スリルもある。
 口をつけて「即、終了!」となるかもしれない。
 結果はいかに?
 ~続く~