昨日の正午頃、私は市内の幹線道路の横断歩道
で信号待ちをしていた。
すると、巨大な暗い緑色の車両が通りかかった。
自衛隊の車両である。
当地には自衛隊の駐屯地がある。
そのため、こうした車両が一般道を走る光景は、
ごく日常的なものである。
それらの車両は、どれも大型トラック、大型バスほ
どの大きさである。
はちなみに商品名である)のようなクルマを連想さ
れる方がおられるかもしれない。
だが、私は自衛隊関連の車両で、そうした大きさ
のクルマは一度も見たことが無い。
当地を走る自衛隊車両は、どれも巨大なものばか
りである。
車両の形も、一般車両とは少し違う。
機能面に特化した作りになっているのだろう。
自衛隊の車両が近づいてくる。
車体の横に何か白いプレートが付いている。
「災害派遣」
おぉ~、その存在は当然知ってはいたが、実物を
見るのは初めてである。
当地の駐屯地からの派遣は先月末に一回帰還し
たばかりである。
まだいくらも日が経っていない。
半月ほど休んだので、疲れはとれただろう、という
ことなのだろうか?
厳しい世界である。
それに一度着任したら、そう簡単には戻ってこられ
ない。
車両は、幹線国道方面へ向かって走っていった。
これからだと東北に着くのは、夜遅くだと思われる。
そして休む間もなく、翌日からは早速任務が始まる。
過酷である。
隊員の皆さんは体に気をつけて頑張ってきてほしい
と思う。