不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

シェーバーの掃除でゴミを漁る。その➀

イメージ 1
 
 
 
 
 先週のことである。
 髭を剃った後、シェーバー(電気カミソリ)の掃
除をしていた。
 私が使っているものは旧ナショナル社製の回
転刃シェーバーと呼ばれるものである。
 これは丸いネットの刃と中の回転する刃によ
って髭を剃る仕組になっている。
 ネットの穴に入った髭を中の回転刃とネットの
穴に付けられた刃で挟んで切るのである。
 つまり刃といっても、いわゆるカミソリと違い、
その刃一枚では切れない程度の鋭さになって
いる。
 これはユーザーが取り扱う上での安全性を考
慮してのことだと思われる。
 私はいつものようにごみ箱を持ってきて、シェ
ーバーの中に溜まった髭をブラシで掻き出した。
 シェーバーの説明書には毎日、もしくは2~3
日毎に掃除をするように書かれている。
 だが、私は面倒なので週に2回しかしていない。
 そのうち一回はブラシを使わず、ただごみ箱の
上でシェーバーを逆さまにするだけである。
 そんなことでは落ちるのは全体の半分ほどで、
残りの髭はシェーバーの内側に引っついたまま
である。
 これでは掃除にはなっていないのだが、やらな
いよりはマシだろうと思ってやっている。
「ブラシを使って掃除すりゃ良いではないか」と思
われるかもしれない。
 だが、それが面倒なのだ。
 ブラシを使えば、そのブラシを洗わなければな
らないからだ。
「掃除ブラシなんか、洗わずにしまっておけば良い
んだよ」と言われるかもしれない。
 だが、私にはそれが出来ない。
 汚れたままの掃除ブラシを保管することに抵抗
があるのだ。
 もうこれでは、清潔なのか、そうでないのかわか
らない。
 私はなかなか複雑なのだ。
 さて、今回は本式のブラシを使ったシェーバー掃
除の日である。
 そして、その髭掃除が終わりに近づいた頃、思
わぬことが起こってしまった。
 
 ~続く~