不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

シェーバー掃除を妨害された。

 シェーバーの髭屑を掃除する。
 取扱説明書によれば掃除は「使用後に毎回行って
ください」とある。
 だが、面倒なこともありなかなか毎日は行えない。
 そこで掃除は週一回となる。
 これを超えると季節によっては、回転刃の周りが悪
くなる。
 溜まった髭屑がごく僅かではあるが、逆流し出てき
てしまう。
 週一の掃除が限界のようだ。
 私は「ものぐさの限界」を見極めようと、自分の生活
を元にデータをとっている。
 そのことについては、また機会があれば記したいと
思っている。
 私は早朝、ブラシを用意して掃除を始める。
 この時期は暑さによるためなのか、皮脂が増加して
いる。
 それを刃が捕らえてしまい、刃先に蓄積される。
 そのため少しではあるが、刃の回転に支障をきたす。
 いつも通りの手順で掃除をしていると、脇腹がチクリ
とした。
 私は上半身裸である。
 ひょっとして、あいつか?
 朝っぱらから早起きなんだな。
 再びチクリとした。
 蚊だ。
 今度は背中だ。
 蚊め、卑怯なり。
 私の両手がふさがっている時を狙っての凶行か。
 しかも、手が届きにくい背中を狙うとは、憎らしい。
 そして、またチクッときた。
 今度も背中だ。
 私は反動をつけて叩いた。
 圧殺成功である。
 私を恨むな、蚊に生まれてしまった身の不幸を嘆くが
良い。
 これで終わり、と思えばそうではなかった。
 他の蚊が来て攻撃を開始した。
 あぁ~、これではシェーバーの掃除ができない!
 私は蚊とり線香に火をつけた。
 この処置により、蚊は大人しくなった。
 どこかへ行ってしまったか、それともあいの世に行った
のか。
 私は中断したシェーバー掃除を再開した。
 夏は、こうした妨害者への対抗手段も講じなければな
らない。
 いろいろと、忙しい季節である。