深夜の臨時特急が発車した夜10時半からさか
のぼること11時間前、私は落花生を食べていた。
私はピーナツが大好物である。
食べるピーナツに対して特にこだわりは無く、い
つも食べているのはお徳用袋に入った中国産で
ある。
私は殻付きの落花生を一袋すべてを一度に殻
をむく。
一回ごとむいて食べるのが、面倒だからだ。
むいたピーナツはガラスの容器に入れ常温保存
し、残りはビニール袋にまとめ冷蔵庫で保管してい
る。
経験上常温保存よりも冷蔵庫に入れておいた方
が風味が長持ちするからだ。
むいている最中に食べたくなるので、むきながら
食べる。
むくだけに専念すべきなのだろうが、売り物にする
わけでもない。
個人用なので食べながらむいている。
これは作業であり楽しみなのだ。
そして、この時食べたピーナツがその夜に起きた
水特急の要因だったのだ。
え~?ピーナツで水下痢になるかぁ?
それがなるのである。
相当沢山食べたのでは?
確かに後で計量しでみたところ100㌘ほど食べた
ようだ。
私は食べている最中には量りながら食べているわ
けではないし、多く食べる時はそれくらい食べている。
それで、ピーナツの何が作用したのだろうか?
それは私にとっては思いも寄らぬところにあった。
~続く~