不二家憩希のブログ

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「マッチョドラゴン」を初めて聴いた。

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 昨日はNHK-FM「今日は一日“プロレス・格
闘技テーマ曲”三昧」を聞いていた。
 これはNHK-FMの祝日恒例の三昧シリーズの
一つである。
 この番組は毎回長時間放送となっており、
今回も昼12時15分から夜10時45分ま
で約10時間もの長さがあった。
 私は放送開始前に「プロレス・格闘技のテ
ーマ曲で10時間ももつかな?」と思ってい
たが、それは余計な心配だった。
 間延びもせず番組は進行し、時間が足りな
いくらいであった。
 番組はプロレスラーや格闘家本人からのコ
メントも交え興味深いものがあった。
 そしてサプライズ・ゲストとして藤波辰爾
がスタジオ生出演した。
 藤波はNHKにはよく出ているので、それほど
驚かなかった。 
 私が驚いたのは、藤波がスタジオを去った
後にかかった「マッチョ・ドラゴン」である。
 この曲は藤波が若き大スター選手だった頃
に藤波の歌唱入りで録音されたものである。
 噂には聞いていたが私が歌入りのこの曲を
聴くのは初めてである。
 す、凄すぎる。
 私が今まで聴いてきたどんな歌唱よりも強
烈なインパクトがある。
 フラットな旋律の上下をゆらゆらと揺れる
この歌唱は、ある意味誰も真似の出来ないオ
リジナリティがある。
 この歌唱を「ドラえもんジャイアン並み
だ」と形容する向きもあるようだが、これを
聞けばジャイアンの歌唱が凡庸に聞こえてく
る。
 
 私はこれはこれで素晴らしいと思う。
 何かほのぼのとした気分になってくる。

 でも、やっぱりちょっと吹き出してしまっ
たのも事実である。