県護国神社への寄付を集めて回った。その③

　台風関連の記事で中断していた県護国神社
への寄付集めの記事を再開する。
　　
　この寄付金集めは、毎年その年の班長が各
戸を回って集めている。
　私はこの寄付金集めがどうやって行われて
いるのか、今年になるまでよく分からなかっ
た。
　私はそれまでこの寄付金集めに関しては、
町内の役員が直接班長宅へ赴き、寄付金集め
の趣旨や方法などを説明しているのかと思っ
ていた。
　しかし、そういった説明は一切無かった。
　回覧板にはさまれている配布物の中に各戸
分の封筒と一枚のお願いのプリントが入って
いるだけであった。
「何だよ～説明も無いのかよぉ～」
　私はこれでカチンと来た。
　これが町内会費なら直接各戸が関わるもの
であるから徴収の説明は特に要らないかもし
れないが、今回は寄付金集めである。
　しかも、県護国神社は法的に厳密に言えば
私的な宗教団体である。
　そこへの寄付金集めを町内会を通して各班
長にお願いするのであるから、それなりの礼
儀があっても良さそうなものだ。
　これは失礼な話である。
　封筒とプリントだけで話が済む、と考えて
いるとしたら、この寄付金集めの関係者は相
当鈍い人間達である。
　県護国神社は町内会に甘えているのか、そ
れとも町内会が彼らを甘やかしているのか。
　あるいは双方とも常識が無いのか。

　次回は、そのお願いのプリントを記事とし
て載せることにする。

　～続く～