不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

いつもカチンと来る火災保険のセールス。

 我が家が契約している火災保険の会社のセールスか
ら電話が入った。
 うちでは毎年この時期に契約の更改をする。
 この時期に更改とは、まるでプロ野球選手のようだ
が、その契約額は小さなものである。
 この火災保険会社のセールスは70代くらいの女性
である。ひょっとするともう少し若いのかもしれない
が、それでも60代の後半以上であることは間違いな
いと思う。
 この女性は、母の古くからの知人の奥さんで、以前
はその知人が我が家の火災保険の担当をしていたので
あるが、その知人が急逝し奥さんが後を引き継いだの
である。
 知人は、そつのない優れたセールスマンであったの
だが、奥さんはどうも世間慣れしていない人である。
 母は、旦那さんが亡くなって気の毒ななこともあり、
そのまま保険の契約を続行していた。
 そして、昨年、その母も亡くなった。
 私は、これで義理と言うものは無くなったと言える
のではないか、と思うようになった。
 実は、私はこの女性が苦手なのである。
 話すたびに腹が立つのである。
 電話で話していても直接会って話していても、必ず
カチンと来るのである。
 おいおい、それをお客に向かって言うか?と言うよ
うなことを割とあっさりと口にするのである。
 おそらく言っている本人に悪気はないと思う。
 とはいえ小額ではあるが、こちらはお客なのである。
 どうもこの人は、人と話をするという、誰にでもで
きるのだが、なかなか難しいコミュニケーションの能
力に欠陥があるようなのだ。
 私がこの女性と話をするのは、年に一度の今の時期
だけである。今だけ我慢すればよいではないか、とい
うことになる。
 だが、お客であるこちらが何も我慢をしてまでも、
契約を続ける必要があるのだろうか?と思うようにな
った。
 
 さて、来年の契約はどうしようか。
 このまま、この女性の会社と契約を続けようか、そ
れとも違う会社に乗り換えようか。
 私は、今回の電話のなかではっきりとその旨を申し
伝えた。もちろん、あなたが気に入らないから、とは
言わないのだが。
 私がそう言うと、その女性は
「私は、今現在、お宅と契約があるので電話している
だけです。放って置くわけにも行かないでしょ」と言
う。
 この女性は万事こんな調子の口の聞き方なのである。
 お客にに頭を下げようと気持ちが、まるで見られな
いのである。
 首でも痛いのだろうか?

 昨年はあっさりと、更改したのだが、今年は猶予を
貰っている。
 少し考えることにしよう。