不二家憩希のブログ

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日本のプロ野球は米国大リーグのミディアム・リーグなのか?

 中日ドラゴンズ福留孝介外野手がアメリカ大リ
ーグのシカゴ・カブスへの移籍がほぼ決定したよう
だ。
 大リーグの公式ホームページによると、契約年数
は4年、年俸総額は4千8百万ドル(約53億2千
8百万円)である。
 4年で53億円とは、大変な金額である。
 一人のスポーツ選手にこれだけの額を払えるアメ
リカ大リーグとは、いったいどういうビジネスの仕
組みになっているのだろうか?
 大リーグとは、そんなに儲かるビジネスなのだろ
うか?
  
 日本選手の大リーグへの移籍の流れは止まりそう
もない。
 来季には福留選手の他にも、広島の黒田選手など
日本のトップ選手が大リーグに移籍をしてしまうこ
とになっている。
 日本で野球を覚え習い、日本のプロ野球で実績を
積み、WBCなどで実力を世界に披露する。
 その後FA宣言後は、すぐに大リーグへ移籍してし
まう。
 何だか日本のプロ野球アメリカ大リーグの下部
組織のようである。
 アメリカが大リーグなら日本は何リーグだろうか?
 マイナー・リーグというほど弱くもない。
 何しろWBCの初代世界王者の国なのである。
 となると、中リーグか。
 カタカナで言うと、ミディアム・リーグである。

 日本のプロ野球は、アメリカ大リーグのミディア
ム・リーグなのか。

 ミディアム・リーグ、中リーグ。
 毎年の日本から一流戦手の大リーグ移籍を見てい
ると、日本球界は大リーグ向けに選手を養成してい
るように見えてくる。
 まさしく、中リーグ、ミディアム・リーグではな
いだろうか。

 こんな状況が毎年続くと、日本のプロ野球は徐々
に衰退していってしまうのではないだろうか。
 ひょっとしたら、もう既に衰退しているのかもし
れない。
 
 日本のプロ野球は、中リーグでいて良いのだろう
か?