告に行った。
細かいようだが、こういう時にはそうするようにしている。
そして、Nさんと昨日の台風についておしゃべりをした。
私は「家は揺れるし、外でなにか音がするし、眠れませ
んでした」というとNさんは、笑いながらこう言った。
「あぁそうなの。私は11時半になったから、いつも通り
寝たよ」
えぇ~、あの暴風の最中に眠れるのか?
11時半と言えば台風の暴風円に当地が入り始めた頃で、
私は目を覚ました時刻である。
「普通に朝まで寝たよ」
あの状況で眠れるのか?
「ほら、私は宮崎出身だから、台風には慣れているの」
「台風しょっちゅう来たからね」
「慣れているから全然大丈夫」
Nさんの奥さんは、宮崎出身で集団就職で当県に来たの
だ。
生まれた時から台風には慣れっこになっっているから、
へっちゃらなんだそうだ。
そう言えば石垣島出身の知人も同じようなことを言ってい
たなぁ。
「フジヤ君、台風なんてなんにも怖くないよ」
「いつもと同じだよ」
幼い頃からの慣れによって、恐怖心を感じない様になっ
ているようだ。
~続く~