不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

2018年12号台風来襲。その⑪

 私は市役所へ電話を入れたことをKさんとNさんへ報
告に行った。
 細かいようだが、こういう時にはそうするようにしている。
 そして、Nさんと昨日の台風についておしゃべりをした。
 私は「家は揺れるし、外でなにか音がするし、眠れませ
んでした」というとNさんは、笑いながらこう言った。
 「あぁそうなの。私は11時半になったから、いつも通り
寝たよ」
 えぇ~、あの暴風の最中に眠れるのか?
 11時半と言えば台風の暴風円に当地が入り始めた頃で、
私は目を覚ました時刻である。
 「普通に朝まで寝たよ」
 あの状況で眠れるのか?
 「ほら、私は宮崎出身だから、台風には慣れているの」
 「台風しょっちゅう来たからね」
 「慣れているから全然大丈夫」
 Nさんの奥さんは、宮崎出身で集団就職で当県に来たの
だ。
 生まれた時から台風には慣れっこになっっているから、
へっちゃらなんだそうだ。
 そう言えば石垣島出身の知人も同じようなことを言ってい
たなぁ。
 「フジヤ君、台風なんてなんにも怖くないよ」
 「いつもと同じだよ」
 幼い頃からの慣れによって、恐怖心を感じない様になっ
ているようだ。

 ~続く~