不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

2018年24号台風。その⑪

 私は家の周りを歩く。
 前の21号台風の時のように路上に飛来物が落ちてい
るかもしれない。
 ゆっくりと見回しながら歩く。
 少し行くと3人の女性が集まって話している。
 いずれもご近所の方のようだ。
 台風一過の翌朝は早くから皆さん外に出て来られる。
 私は遠くから会釈をして過ぎ去る。
 今回は我が家の周辺に限れば倒木の被害はなかった。
 暴風で木が倒れることもあれば、他の大きなものが飛
んでくることもある。
 暴風の吹き方は一定ではないようだ。
 Sさん宅の自転車が倒れている。
 道沿いの風が当たらない死角のような場所に停められ
ていた自転車が倒れている。
 やはり暴風は吹いていたのだ。
 私はそれを立てる。
 Aクリニックの前を歩く。
 あぁ、屋外通路のアクリル板の屋根がまた飛んでいる。
 3枚分が抜けている。
 このうち1枚は21号台風の時に飛ばされ我が家の前に
まで飛んできた。
 その21号台風の後に修復されておらず、抜けたままだ
った。
 今回新たに2枚飛んでいったということになる。
 クリニックでは直すつもりはないのだろうか?
 実用性に乏しく屋外装飾のような屋根であり、特に注意し
て見上げなければわからない箇所ではある。
 手を付けないのは何か事情があるのかもしれないし、私
がどうこう言うことではない。
 それにしても、あんな板が外れて飛ぶとは、しかも2枚であ
る。
 やはりかなりの暴風だったのだ。
 今回飛んでいった2枚のアクリル板は、どこまで飛んでいっ
たのだろう?
 私が見て歩いた辺りには見当たらなかった。

 ~続く~