私はここのところ「新型コロナ禍を有効に利用する」というテーマを持って暮らしている。
幸いにもここ日本では欧米中国のような国家権力の暴走は見られない。
それでこのようなことを考える余裕があるのだろう。
新型コロナ禍は、極めて特殊な状況である。
歴史上前例がない事態である。
にも関わらず、とても呑気に構えている人は少なくない。
新型コロナワクチン拒否派の人たちのなかにもそうした人は少なからずいる。
「そのうちコロナ禍は収束し、以前と同じ様な社会に戻るだろう」
悲観的になり過ぎて、暗く生きるよりも少しはマシだが、自分が行きている世界が現状どうなっていて、どう推移していくのか、まるで考えていない。
その様な人と接していると(う~ん、この人大丈夫かぁ?)と思う。
泰然自若としている、というのとは違う。
ただ鈍いだけのように見える。
昨日もZOOMの会合で話していたのだが、「来年には海外旅行が出来るんじゃないか」とか言っている。
私は唖然とした。
この人達は本気でそう思っているのか?
希望を述べているだけなのか?否、違うようだ。
来年の今頃には、以前と同じようにワクチン接種や待機期間無しで入出国出来るようになっている、と考えているようだ。
何という脳天気な。
脳内お花畑である。
甘すぎる。
彼らには将来を見通す眼というものが無いのか?
呆れてしまう。
今後のお付き合いの仕方を考えた方が良いのかもしれないなぁ。
新型コロナ禍は、その人の潜在的能力を顕にしてくれる。
それを見て、対人関係構築の一助としたいと考えている。