て記してきた。
粥占神事とは、神社において行われる占いで、その方法
は各地で少しずつ異なるが、炊いた粥を用いて行われる
点において共通している。
占いを行うのは神職もしくはその神社の氏子役員である。
その年における様々な吉凶が占われる。
農作物の作柄から世相、プロ野球の優勝チームといった
ことまで幅が広い。
当ブログで注目してきたのは、自然災害についてである。
これが当たるように見えるのだ。
だが、私はこう思うようになった。
当たるように「見える」だけで、本当は偶然ではないのか?
日本はもともと災害が多い国である。
「災害が起こる」と占っておけば大体当たるのだ。
また、占いの結果が全国各地の神社においてまちまちな
のも気になる。
本当に当たる占いであれば、全国で同じ卦になるのでは
ないか?
完全に同じとならなくとも、似たような、近い卦になるので
はないか?
そんなことを考えるようになり、今年は粥占神事の記事
の掲載を取りやめることにした。