いる。
粥占神事とは全国のいくつかの神社で行われている神
託の一種である。
行事は1月初旬の初詣客の参拝が落ち着いた11日か
ら15日頃に行われる。
各地それぞれ詳細が異なるが、基本は鍋にお粥を煮て、
そのお粥で占う。
お粥に棒を刺しその棒にいくつの米の粒が付いたかに
より占う神社、米と細い竹筒を一緒に炊き、炊きあがった
時に竹筒にいくつ米が入っているかということで占う神社、
お粥を炊いた後数日間放置しカビを生やしそのカビの
生え具合により占う神社等がある。
米に小豆を混ぜて炊く神社もある。
(ははぁ~、原始的な古臭い占いだなぁ)と思われる方も
おられるかもしれない。
そう思っても不思議ではない。
だが、今までの結果を知ると味方を改めるであろう。
当たるからだ。
ガチガチに当たるというものではない。
オリンピックのメダル予想は、ほぼ当たらない。
プロ野球の優勝球団予想も当たらない。
しかし、災害予想、特に天災予想は当たる。
今年は災害は大凶の暗示が出た。
これは、東日本大震災以来のことだった。
年始めに私はこれを知り(あぁ~あ、嫌だなぁ~)(外れれ
ば良いなぁ)と思っていた。
願いは儚く散った。
その二ヶ月後、台風21号により近畿地方に大きな被害を受けた。
その数日後、北海道地震が起きた。
当たっているとしか思えない。
今年はこれで終わりであってほしい。