Ａさんについて私はどうとらえていたのか。
珍しい人、かわいそうな人、考えが足りない人といった
ところであろうか。
好悪の感情は持っていない。
特に嫌いではないし好きでもない。
憎んでもいない。
町内の役を、あぁもはっきりと拒絶すれば、家業の医院
に大きく影響するということがわからないのだろうか？と思
っていた。
先進の医療を全国に向けて提供する医院というわけで
はない。
地域医療の担い手として運営していくつもりだったであ
ろう。
それなのに近隣の住民からよく思われなければ、評判
は上がらないどころ落ちる一方であることがわからなか
ったのか。
不思議とも思われる愚かさである。
加えて不倫からの部下との結婚、これでは地域住民の
信頼は得られない。
薮であることはダメ押しとなった。
このように記していくと（Ａさんのことを本当は嫌っている
のでは？）と思われるかもしれない。
そうではない。
私がいつもＡさんについて思っていたことは以下の通り
である。
（こんな珍しい人は、いそうだけれど滅多にいない。いつ
の日かブログ記事にするぞ）
（話のタネになる人だなぁ）
私は日頃の思い通りＡさんを私にブログのネタにさせて
もらった。
今後も、いろいろな場面での話のネタになることだろう。
そういう意味でＡさんには感謝の念で一杯である。
