今回の年明けも私は布団の中だった。
ラジオをしばらく聞いていたのだが、その後眠った。
私の目を覚ましたのは、号砲の花火だった。
「パーン、パーン」
我が家からは距離があるようで、「ズドーン!」とは聞こ
えない。
毎年新年の0時ジャストにこの号砲は揚がる。
どこで揚げているのだろう?
音から距離を推測すると、当市内ではない。
隣の市の当市近くの地域だと思われる。
全部で5~6発は揚がっている。
この新年の号砲は、この5~6年前から始まっているよ
うだ。
ひょっとしたらもっと前からやっているのかもしれないが、
私が気が付いたのはそれくらいからである。
近年に始まった行事であろう。
一体どこで揚げているのだろう?
初詣用に景気づけで神社が揚げているのか?
否、神社等ではそんな暇や予算があるとは思えない。
実は私は(今年も揚がるのかなぁ?)と思っていた。
特に楽しみにしていたわけではないが、あの号砲の音
を聞くと(あぁ新年なんだぁ)と思ってしまう。
そういう条件反射が刷り込まれてしまっている。
それほど深夜の号砲の花火はインパクトがある。
今回もあの音で目が覚めた。
当地で大きな話題となっているわけではないが、新春
の風物詩となりつつある。
誰がやっているのか?
誰が経費を負担しているのか?
謎である。