訃報が我が家に知らされたのは今年度の班長のKさん
による。
7日朝にKさんご夫婦が我が家に来られたのだ。
訃報の告知は班長の重要な務めであるが、夫婦二人し
てというのは珍しい。
と言ってもTSさんの旦那さんが亡くなられた時にもその
年の班長のNさんも夫婦揃って訃報の告知に廻っていた。
突然の訃報に動揺したため二人にしたのだろうか?
今回のSさんの訃報も突然だった。
おそらくそうなのかもしれない。
さて今回のSさんの訃報告知には、いつもと違う点があ
った。
通夜・告別式は「家族葬ということで」ということだった。
家族葬か。
珍しいな。
このあたりではあまりない形式である。
ということは私たち同じ班の住民、つまり近所の者はどう
するのだろうか?
式に出席するのか、しないのか?
会場受付等の行事の手伝いをするのか、しないのか?
こうしたことについて、Kさんご夫婦も各戸に訃報のお知
らせを伝達している時点でははっきりわかっていないよう
だった。
いつわかるのか?
まぁ、そのうちわかるだろう。
様子を見ることにしよう。
まずは弔問である。
~続く