不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

台風15号の当地の被害。

 昨日の当ブログのコメント欄に「当地(我が
家から半径2㎞)は被害は殆どゼロだったようだ」
と記した。
 だが、後でよく検証してみたところ、それらは誤
りだったことがわかった。
 半径1㎞では、特に被害は無かったようだが、
2㎞となるとそうではなかった。
 田畑が冠水した町があったのだ。
 当地では温室栽培が盛んで、その温室にも
被害は及んだようだ。
 ほんの2㎞しか離れていないのに、そんなこ
とが起きていたとは知らなかった。
 台風なので、暴風域に入った所は一様に同
じ被害が出るかと思っていたのだが、そうでは
ないようだ。
 特に近年では、台風の最中であってもゲリラ
豪雨のようにピンポイントで大雨が降るという現
象が起きている。
 今回は当市でも市を流れる河川の水位が警
戒水位を超え避難準備情報が出た。
 こんなことは、初めてだ。
 少なくともここ40年くらいは無かったことだ。
 隣の市では一部決壊し避難指示まで出された。 
 当市ではそれほどの雨量は無かったにもかか
わらず、である。
 では、何故そのようなことになったのか。
 それは、川の上流の市では記録的な豪雨が降
ったからだ。
 その雨量は何と400㎜を超えたそうだ。
 400㎜である。
 大きな災害が起きても不思議ではない雨量である。
 それだけの雨が当然川にも降り、それが下流
当市や隣の市にも流れてきたのだ。
 こうなってしまうと、私たちはどうしようもない。
 上流の市に文句を言うわけにもいかない。
 川が決壊した隣の市では、農業被害も出た。
 せっかく植えたばかりのイチゴの苗が濁流に流さ
れてしまったそうだ。
 被害に遭われた皆が「こんなことは初めてだ」と語
っている。
 当地では被害はありませんでした、と記したが、そ
うではなかった。
 我が家からほんの2㎞離れた町では大変なことに
なっていたのだ。
 それにしても、上流で降る雨のことまで考えが及
ばなかった。
 なお、400㎜降った市では、停電が数時間続いた
程度で、特に大きな被害は無かったそうだ。
 そこは水はけが良い地域なのだ。