不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

災害一歩手前。

当市に出されてた洪水と土砂災害の警戒レベル3は、昨日2日の午後5時にレベル4に引き上げられた。

 レベル4か。

 何か切迫した感じだな。

 だが、我が家周辺では洪水になる場所もなければ、土砂災害になる場所もない。

 報じられる緊急性に現実味を感じられない。

 自分の近辺で直近になにか起こらないようであれば、意外と平静なきもちでいられるようだ。

 あるいは、自分の身の回りのことだけしか体感的に理解できないだけなのかもしれない。

 鈍いということであろう。

 市のほぼ中央を南北に分ける河川の水位は変わらず大幅増水中である。

 設置されたライブカメラや通りかかった方々が写した画像で確認できる。

 氾濫までは、少し余裕がありそうだが、そんな呑気なことを言っているうちに危険水位に達してしまうかもしれない。

 これほどの増水は、今までに見たことがない。

 雨が連続して降ることにより、これほどの大水になるのか。

 市内を走るJRの鉄道は運休となっている。

 非常事態である。

 当地の水瓶であるダムの貯水率を見る。

 ほぼ満水である。

 これだけあれば、今年は台風が来なくとも秋までは、当地の水需要は満たされるであろう。

 この頃、市の災害対策本部が開設された。

 雨は午後6時から1時間ほど強く降った後に弱まり、午後8時に再び強まり9時には小降りとなった。

 2日夜から3日朝までは、このような大雨と小雨が混じった降り方だった。

 3日朝は、雨は止んでいた。

 当地における大降りになるピークは超えたようだ。

 問題の河川の水位も、少しだけ下がっている。

 災害級の大雨であったが、当市では現実には災害は起きなかったようだ。

 災害一歩手前のところまで行ったのだろうが、何もなく幸運だった。