不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

特急列車をくい止めろ。その➀

 今回のブログ記事について私は当初、掲載を
見合わせようかと考えていた。
 内容が「くだらない」ようにも思えるし、品がな
い記述が含まれるかもしれないからである。
 だが、私にとっては滅多に起こらないことであ
ること、また、ひょっとしたら何かの参考になる方
がおられるるかもしれないと考え掲載に踏み切
った。
 それは2週間前のことである。
 夜、私は腹の異変を感じ目が覚めた。
 いつもと違う感じだ。
 これは下痢か?
 しかも出発直前のようである。
 この時、時刻は夜10時半だった。
 私の時刻表にはそんな時刻に発車の予定はな
い。
 私は落ち着いて、しかしながら急いで起き、階
段を降りトイレに向かった。
 トイレに座ると、すぐに列車は発車した。
 危機一髪である。
 私が下痢になるとは、珍しい。
 それも寝ていて急に発車を告げられるなどとい
うことは、今までに無かったことだ。
 しかし、たかが下痢である。
 大したことはなかろう。
 私はトイレから戻ると再び眠りに就いた。
 だが、これは一連の出来事の始まりでしかなか
った。
 ~続く~