不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

今年初の熱中症(初期)になった。

 私は寝るようと思い床に就いた。
 窓は昨日は20%開けだった。
 この日は昼間は昨日よりも暑かった。
 では、30%開けくらいで良かろう。
 私は30分程ラジオを聞いていた。
 それを切ってから眠りに入ろうとした。
 だが、何だか眠れない。
 ウトウトとはしてもそこから先にはすすまない。
 そのうち、腹の具合が悪くなったような気がして
きた。
 少し我慢していたら治まるかもしれない。
 そう思ってしばらくしていたら、一層痛くなってき
た。
 これは、まずいな。
 私は起き上がってトイレに向かった。
 何だが、体がふらふらするな。
 全身から少しずつ力が抜けていく。
 頭や意識自体はなんともないが、体が言うことを
聞かない。
 これは、ただの腹痛ではないな。
 前に経験したような緊迫感がある。
 命の芯を何もかに掴まれるような感覚である。
 ひょっとして熱中症か?
 私はトイレにたどり着き着席した。
 下痢である。
 全身から汗が吹きだしてきた。
 それまでは汗は殆ど出ていなかった。
 そのため熱が体の中に籠もっていて、それが熱中
症の症状を重くしていたのかもしれない。
 あるいは、熱中症のために汗が出なかったのか。
 汗がポタポタ落ちていく。
 そのままトイレに座ってじっとしていた。
 すると、だんだん体の力が戻ってきた。
 トイレから出ると私は水を飲んだ。
 そして、シャワーを浴びた。
 部屋に戻ると、窓を全開にした。
 これで気温も下がるだろう。
 それから、すぐに床に戻った。
 横になると、いつのまにか眠っていたようだ。
 今朝、目が覚めると、いつもの通りの体調だった。
 不調を持ち越す、ということはないようだ。
 あれは、熱中症の初期症状だろう。
 昨年の熱中症よりも軽い。
 昨年を10とすると今回は8くらいだろう。
 う~ん、夜でも熱中症になる、というのは本当なのか。
 あのまま、寝ていたらおそらく死んでいただろう。
 今頃は閻魔様の尋問中だったかもしれない。
 ちょっとスリルのある一夜だった。