昨日の昼の12時半頃のことである。
この日は猛烈な寒さをもたらした寒気団が東
の海上に抜け、寒さは落ち着いていた。
快晴で日が照っていたので体感気温もいくぶ
ん上がっていた。
私は家の近所での用事を済ませ、自転車で
次の目的地に向かっていた。
家から20メートルほど行った小さな交差点の
手前で、私はふと空を見上げた。
はるか上空に銀色に輝く球体が浮かんでい
る。
UFOである。
それは、それ自身で発光しているのではなく、
物体の表面が鏡面状になっていて、そこに光が
反射しているようだ。
既知の物ではステンレスの球体が最も近いか
もしれない。
今回のUFOも上空に浮かんだまま動かない。
テレビなどで見るUFOはジグザグに飛んだり飛
行機ではあり得ない動きをするようだが、このUFO
は一カ所に留まったままである。
その時のUFOも今回と同様、銀色に輝き空中
に浮かんでいて動かなかった。
ひょっとして、同じUFOなのだろうか。
そのUFOは私がその存在に気がついてから、
10秒ほどで消えてしまった。
消え方も同じだった。
1年で2度も、しかも半年もしない内に再びUFO
を目撃するとは、思いも寄らなかった。