区長選挙に行って来た。その①

　今日は町内会の区長選挙の日なので投票に
行って来た。
　この区長と言うのは、一般にいう町内会長
に当たるものであるが、当町内会では区長と
呼んでいる。
　区長は実務上のトップである。
　この他に儀礼上のトップとして総代という
役職もある。
　総代は過去に区長などを歴任した町内から
信任の厚い古顔の方が就くことが慣例となっ
ており、区長の相談役として町の伝統を伝え
る役目を担っている。
　総代は推薦により決まる名誉職である。
　名誉職といっても、役目はいろいろとあり、
七五三などにおける世話役も任せられている。
　これに対し区長は町内会による選挙によっ
て決められる。
　選挙といっても、そこは町内会である。
　公明正大な部分もあるが、日本的旧体質そ
のままの部分もある。
　以前当ブログに記したように、根回しによ
る万全の事前準備が行われているのだ。
　私も２０代のアオイ頃だったら「こんなの
おかしい」とか言って批判するところだろう。
　だが、今ではそんなことは言わない。
　ヘンに揉めてややこしくなり、事態の修復
に時間と手間をかけるくらいなら、根回しを
してスムーズに済ませた方が良いと考えるよ
うになったのだ。

　当町内会の区長選挙は数年前までは１月２
日に行われていた。
　正月の２日に選挙とは、ある意味ハードで
ある。
　正月気分の中での選挙は、緊張感があるの
かないのか微妙だった。
　それが当町内会の伝統だったので、不思議
にも思わなかったが、今考えると問題点も多
かったようだ。
　この長年の慣習も改められることになり、
今では１月の仕事始め後の最初の日曜日に実
施されるようになった。

　投票時間は午前９時から昼１２時までであ
る。
　私は日曜日の食料品の買出しに行った後の
１１時に選挙会場である公民館に行った。

　～続く～