不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

潅木を退治する。その③

 潅木の幹を高さ70㌢程のところで切った
ので潅木はくいのような形になっている。
 枝も無いので、これ以上成長することはな
いだろうと思っていた。
 このままにしておいても良さそうだが、ひ
ょっとしたら再び蘇生してくるかもしれない。
 それで、その潅木に除草剤を塗っておいた。
 それを約4ヶ月ぶりに見に行った。
 私はこれらの潅木はスカスカに枯れてしま
っているだろうと思っていた。
 近づいてみてみる。
 成長は止まっているものの、かといって枯
れてしまってもいない。
 仮死状態にあるかのようだ。
 川を指の爪で少し剥いでみる。
 ベージュ色系の樹皮の下には黄緑色の樹皮
があるではないか。
 みずみずしい黄緑色である。
 となると、この木は死んではいないのか。
 潅木よ、お前は不死身か?
 幹を切り倒し、2度にわたる除草剤の原液
塗布にも耐え切るとは、何と強靭な生命力だ
ろう。
 お前は本当に地球の植物か?
 ひょっとしたら、宇宙人がこっそり植えて
行ったものではないのか。
 ちなみに、当ブログでは、私に都合の悪い
ことは大抵宇宙人のせいにしている。
 恐るべし、潅木の生命力である。
 このままにしておいても、また生き返って
くるかもしれない。
 潅木のゾンビなど見たくも無い。
 私は、この潅木を根こそぎにすることにし
た。

 ~続く~