不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ツルの雑草と格闘する。

 物置小屋の前の空いた場所に生えている雑
草を処理することにした。
 この物置小屋は家と同じ通りに面している
が家からは200㍍ほど離れていて、普段は殆ど
行くことが無い。
 その空いた場所に雑草がかなり生えている
ことを知ってはいたが、面倒なので見ぬ振り
をしていたのだ。
 だがあまりに雑草が酷いので、今年の8月に
除草剤を散布しておいた。
 父母が亡くなってから手付かずだったので
2年半振りである。
 私も本当は除草剤は使いたくはなかったの
だが、雑草の強烈な勢いを止めるには使うこ
とにしのだ。
 その雑草の中でも特に強敵は、高さが2メ
ートル以上あるものやツルのもの、そして雑
木である。
 自分の背丈よりも高い雑草を前にすると、
さすがにひるんでしまう。
 それも2㍍を超えると雑草と言うより木に
近い。
 雑木は一体どこからやってきたのか、恐ろ
しく早い成長をとげていた。
 4本も生えていた雑木は幹が4㌢ほどにも
なっていた。
 中でも一番大きいものは2.5㍍ほどの高さ
があった。
 2年半でこんなに成長したのだ。
 これらの背の高い雑草や雑木も厄介ではあ
るが、まだ処理はしやすい。
 それは、それがどこにあるかが一目でわか
るからである。
 困るのはツルの雑草である。
 そのツルの雑草は最も太いもので太さが2
㌢ほどもあった。これだけ太いと二本で縒れ
ばターザンがぶら下がれるほどであった。
 そのツルが空いた場所一面に這っていた。
 雑木にも巻きついていた。
 だが、どこにそのツルの根があるのかわか
らない。
 除草剤で倒れた草の下に埋もれてしまって
いるのだ。
 根っこから撃退しなければ、また生えてき
てしまう。
 何としてもその根を見つけなければならな
い。
 ツルを引っ張って根を探す。
 根を発見すると、そこで切断して除草剤を
吹き付けた。
 私は、それらのツルや雑草を市の指定袋に
詰めていった。
 一日では片付かない。
 何日にも分けて片付けることにした。
 最終的には、ゴミ袋に18袋にもなった。
 それらの大半はツルであった。
 ツルの雑草の生命力の強さには恐れ入って
しまった。
 とても地球の生き物とは思えない。
 奴らはやはり宇宙人の手下で地球を侵略し
ている途中に違いない。
 
 ちなみに私が使った除草剤は
 ラウンドアップ・ハイロードである。
 効き目は遅いが、確実に効き目のある根っ
こまで枯らす除草剤である。