不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

体裁第一主義者の高橋尚子選手の引退。

 女子マラソン高橋尚子選手が現役引退を
発表した。
 私は多くの人と違い、高橋選手が好きでは
ない。
 私には、高橋選手は体裁に気を使い過ぎな
ように見え、その点が気に入らないのだ。
 もっと率直に語っても良いと思うのに、高
橋選手はそうしない。
 後悔はありませんか、との記者の問いに、
きっぱりと、ありません、と答えてしまう。
 スポーツ選手が区切りとなる試合や競技に
も出ずに引退を発表するのだから後悔が無い
わけがない。
 小出監督から離れて思うような結果が出な
かったことに関しても、自分の成績が思わし
くなかったことと、小出監督から独立したこ
ととは関係ない、と言い切ってしまう。
 雇用主である高橋選手にチームQのスタッ
フが厳しい意見を言えるわけが無い。
 指導なんて尚更出来ない。
 せいぜい付き人や練習相手程度のことしか
出来なかった思う。
 だが、高橋選手はそうしたことを認めたく
ないのだ。
 彼女にとって大事なのは、体裁であって真
実を語ることではないようだ。
 聞こえの良いことを言い、さわやかに引退
を発表したつもりだろうが、やはり違和感が
残ってしまう。

 私は、高橋選手のような体裁第一主義の人
が大嫌いなのである。
 彼らは体裁や名誉のためなら、平気で自分
や周囲に嘘がつけるのである。
 もっとシンプルに自分の本当の気持ちや現
状を語っても良かったのではなかろうか?
 フラッシュを浴びながら嘘をついていると
結局壊れてしまうのは自分自身であることを
高橋選手は気が付いていないのかもしれない。
 
 だが、高橋選手は、国民栄誉賞をホイホイ
受賞してしまうような軽率な人だから、実際
には何も考えていないのかもしれない。