今週のお題「餅」
私は餅がそこそこ好きである。
好きなので、年中食べているかというと、そうではない。
好きだからこそ、滅多に食べない。
いつも食べることにより、餅に取り憑かれてしまうことを危惧しているのだ。
餅に支配されてしまうことは避けたい。
耽溺は精進の障りとなる。
普段からできるだけ、そうした障害を取り除く、作らないようにするのも精進の一環である。
それでは餅を何時食べるのか?
私は正月と決めている。
目出度いとされる正月に、好きな餅を食べる。
これで正月気分は満たされる。
さて、その餅をどうやって食べるのか?
ただ焼いて醤油で食べるだけである。
砂糖醤油の場合もある。
実にシンプルな食べ方である。
これで十分満足できる。
私は簡単な人間なのだ。