一旦家に帰る。
時刻は正午前である。
いつもの週末とは違う感覚である。
朝7時半から集合をかけられお祭りの準備作業を始め、11時過ぎに食事と飲酒である。
食事はともかく、そんな時間帯にアルコールは飲まない。
非日常的である。
それを普通のこととして、抵抗なく行えてしまう。
お祭りの魔力である。
否、魅力なのか。
いずれにせよ、私にとって3年ぶりのアルコール摂取である。
あんな僅かな量を飲んだだけでも脳に作用する。
しかも、飲んですぐに酔いの症状が出る。
アルコールは、脳に影響力が大きいかなり強い薬品と言える。
私は、こうした機会でないと飲酒はしない。
この飲酒は楽しむというより、自分がどの程度アルコールに耐えられるか、いわゆる酒の強さを測っているだけである。
元々トロい頭が余計にトロくなっている感じがする。
まぁ、こんなものか。
~続く~