最近気がついたのだが「食にうるさい人はプライドが高い」のではないか?
当ブログでは、プライドは煩悩として良くないものとして退けられている。
プライドはエゴを強化し、真実を見る目を曇らせるからである。
日本では「プライドがある」ことは、美徳として捉えられることが殆だが、それは間違っている。
さて「食にうるさい人はプライドが高い」とは、どういう意味か?
ここで言う食にうるさいとは、「私は〇〇屋の〇〇でなければ食べない」「〇〇産の〇〇以外は食べられない」と自分の食を高級品、希少品に限定し主張する人達のことである。
反対に「私は何でも食べる。高級品でなくてもかまわない」という人は、プライドが低い。
この場合の、プライドが低いとは、良いことである。
エゴが弱く真実を見極める目が研ぎ澄まされている人である。
高級品しか食べない、食べたくない、という人は己のプライドの高さを表している。
こういう人は、救われない。
外見的にどうであろうと、その内面は混乱し苦痛に満ちている。
読者の中にも思い当たる人が、おられると思う。