この私にとって初めての網戸張替えの最大の懸案事項は「作業場所の確保」であった。
片付いたマトモなお宅であれば、張替えの作業場所などいくらでもあろう。
だが、我が家はそうではない。
「ここで出来るか?」「あそこでは無理か?」とシュミレーションを重ねてやっとのことで作業場所を決めることが出来た。
網戸を置くスペースとその周囲に作業者が作業するスペースが要る。
たったそれだけの空間なのだが、これがなかなか無い。
網戸張替えサービスを行っているのが製畳業のお店が多いのは、納得である。
あの作業場所はスペースからみても最適である。
「屋外で作業するか?」と検討もした。
かつて父がどこで張替え作業を行ったのか、私は知らない。
もっとも両親が存命中は我が家はもっと綺麗に片付いていたので、その当時のことを知っても参考にはならないかもしれない。
網戸をサッシのレールに立てたまま作業できないものか?とも考えた。
だが、少なくともネット上ではそうしたことを実行された先達はおられない。
やはり、それは無理なのかもしれない。
そして、我が家でもやっとのことで作業場所が確保できた。
~続く~