今回張り替える網戸は2枚ある。
いずれも上下2枠のうち下の方だけ破れている。
上の枠は破れていない。
破損の兆候もない。
何故だ?
何故下の枠だけ破れているのか?
ひょっとすると前回父が張り替えたのは上の枠の網だけで、下の枠の網は古いのかもしれない。
張り替えた当人が故人なので真相はわからない。
我が家にはこうした謎が山ほどある(苦笑)
両親としては伝えたかったのかもしれないが、私はノーテンキなため聞いていないのである。
聞いていても右の耳から左の耳に抜けてしまっているのかもしれない。
というわけで張替えは2枚の網戸の下の枠ということである。
私は張替え用の網を、必要な長さ分をこの前日に切っておいた。
こうしておけば、その日に取り掛からざるをえないからである。
枠の大きさをメジャーで測る。
張替えの説明によると、枠の一辺の長さよりも両端を10センチは余分に取ることが記されている。
ギリギリではうまくいかないらしい。
また網戸の枠も拭いておいた。
準備完了である。
私は網戸を外し、屋内に横たえた。
当初は屋外で作業出来ないものかと考えたが、残念ながら我が家にはその場所が無かった。
スペースはあるが植物(と言っても主に雑草(笑))が生えていたり、砂利敷きだったりだからである。
~続く~