やはり言い争いに終止したSさんとのZoomミーティングの翌日の朝、そのSさんからメールが届いているのを見つけた。
えぇ?
何だこれは?
2時間55分まくし立てる口論があったことを忘れているのか?
もうあの場で、今後の付き合いはない、という空気で終わったのではないのか?
少なくとも私はそういう態度、言動であの場から退場したつもりだった。
それなのにメールを送ってくるとはどういうことだ?
謝罪のメールなのか?
私はメールを開いた。
謝罪ではなかった。
文末に「また次回もよろしくお願いします」といった旨が記されている。
私は唖然とした。
気味が悪くなった。
Sさんは昨日の長く激しい言い争いを既に忘れてしまっているのか?
鈍いを通り越している。
心底バカなのか?
あるいは認知症が発生しつつあるのか?
頭がオカシイのか?
あぁ、もうこの人とは関わってはいられない。
これまでだったら、すぐに返信を送るところである。
しかし、今ではそんなことをする気は消え果てた。
私はメールを削除した。
このような人と付き合いがあった自分の程度の低さが実感できた。
まだまだ未熟である。