Zoomミーティングに出た。
参加者は主催者のSさんと私の二人だけだった。
常連の参加者は皆さん不参加だった。
おそらくSさんと私の言い合いが2週続けてあり、それを傍で見ていることに嫌気が差したのであろう。
だが、Sさんはそうした推測が働かず、参加者が少ないことに疑問を持っているようだった。
あぁ、こういう鈍い感覚が耐えられないのだ。
それなのに(自分は経験豊富で鋭い)と自負している。
愚かな上に高慢なようだ。
私は、このZoomミーティング参加は今回限りにする積もりだった。
加えてZoomミーティングだけでなく、知人付き合いも距離を置こうと考えていた。
絶縁宣言するのではなく意図的に疎遠にもっていき、自然消滅を狙っているのである。
そう決めて話し始めると、これまで問わずに黙っていたことも平気で話せるようになった。
遠慮、忖度を排除したのだ。
お喋りが始まり15分もするとまたしても言い争いになった。
あぁ、またか。
まぁ、いいか。
今日は全部話してスッキリしておきたい。
私は最初からそのつもりなので冷静なのだが、Sさんは終始怒っている。
話し始めて私は以前から感じていたことが現実なのではないか?と思い始めた。
「この人は頭のネジが外れている」
「頭がおかしい人ではないか?」
私はそれらを検証するために質問を続ける。
的外れの反論しか返ってこない。
それも自信満々である。
私は呆れてしまった。
終始言い合いになるのだが、途中でこちらから「もう止めた!」と退出する気は一切なかった。
Sさんが「もう終わりにしましょう」と言い出すまで続けるつもりだった。
途中で放り出したくない。
それに今回が最後なのだ。
噛み合わない質疑応答が続く。
Sさんは疲れたのか終了を提案してきた。
私はわざと保留し、そして了承した。
終わったのは開始から2時間55分後だった。
時間の浪費だった。
そして、これには続きがあるのだ。