私は過去を振り返らない。
過去を懐かしんで楽しむということが一切無い。
「過去なんてゴミみたいなものだ」と公言してきた。
それを聞かされた人は皆さん怪訝な顔をする。
(あぁ~この人はやっぱり変人だ)という顔で私を見る。
私はそんな目で見られることはとっくに慣れてしまっている。
勿論、反論してくる人もたくさんいる。
だが、私はそれらのアドバイスを即座に却下してきた。
過去は、ゴミだからである。
ゴミで悪ければ垢である。
いつまでも大事に保管しておくようなものではない。
垢により死に至ることはないが、病の要因にはなるであろう。
悪臭の元でもある。
こびりつく前にスッキリ流してしまうに限る。
これは誰かに教えられて身につけたことではない。
自分でそう導き出した結果である。
そんな私と同じ考え方を持つ人を見つけた。
服飾デザイナーのコシノジュンコさんである。
これは嬉しいなぁ。