私は「自分を信じる」ことを基本としている。
だが、同時にあまり信じていない部分もある。
それは、対人関係における第一直感である。
これは一般に「第一印象」と言われているものである。
私の対人における第一直感の精度は如何程のものなのか?
自分ではよくわからない。
いい線をいっているのかもしれないし、そうでもないかもしれない。
自分としては「決して万全でもない」と言ったところであろうと捉えている。
何故そう思うのか?
それは第一直感が百発百中ではないからだ。
後になって「実は良い人だった」「良くない人だった」ということが判明することが稀にある。
完璧でなければ万全とは言えないのだ。
あるいは、別のパターンもある。
その人に対する第一直感が芳しくないものであっても、私としてはそれを受け入れず「否、この人は良い人だ」と直感を否定してしまうこともある。
その時点ではこれはポジティブ思考と言える。
ポジティブ思考の魔力は強大で、自分の直感も簡単に否定してしまう。
ポジティブ思考絶対主義とでも言える価値観が私の中に巣食っているのだろう。
その結果、後になってから「あぁ、この人はやはり芳しくない人だ」と気づくのである。
最初の第一直感を信じていれば良かったのに、ポジティブ思考に引きずられそれを否定し余計な方向に歩んでしまうのである。
こうした生き方は改めて行かなければならないとは思っている。
さて、今年はそれが実行できるであろうか?
頑張っていきたいと思う。