私が今年から取り入れている生活方針に「絶縁宣言はしない」ということがある。
「もう絶交だ!」といった発言はしない。
(あぁ、もうこの人とは付き合ってはいけないな)と感じた場合、意図的に疎遠状態にもっていく。
完全に縁を切ってしまうという行為にはしない。
後年の復縁の可能性を残しておく。
これは服飾デザイナーのコシノジュンコさんのインタビュー記事を読み、取り入れることにした行動様式である。
コシノさんによると「人は時間が経つと変わっていることもあるから」だそうだ。
う~ん、これは私には無かった考え方だ。
それまでの私は、喧嘩してその瞬間からその人との一切の交際を断つ。
爆発したら後戻りしないし出来ない。
交際の切り捨てである。
コシノさんは、そうではなく対人関係に余裕を持たせている。
怒ったら怒りっぱなしではない。
そして、やり直す猶予を設定している。
対人関係において大局的な見方をしている。
さて、私はこの生き方が身に付くだろうか?
今のところは大丈夫なようだ(笑)